人体・顔の描き方

肩・腕の描き方

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手から身体に繋がる肘や肩、つまり腕も手を構成する上で非常に重要です。適当に描いていると棒のようになってしまいます。こちらもポイントを抑えておけばそう難しくはないので、しっかり理解して描いていきましょう。

首との繋がり

肩・正面


鎖骨から正方形の下辺までの長さを3等分したものが「肩」「胸」「肋骨」が入る目安になります。


丸のアタリを活かして「僧帽筋」として使います。鎖骨の両端は肩の高さと同じです。肩のスペースに丸を入れ、身体の正方形のラインの上に丸の中心を置きます。

肩・側面

身体の側面の場合、一般的には身体の中軸と合うのですが、「S字立ち」の場合は胸を張るポーズになるので、肩は後ろに下がります。

鎖骨との繋がり

肩・正面

鎖骨の端は肩の上に繋がります。肩幅は左右対称だと考えると、身体が斜めでも肩の位置はつかみやすいです。

肩・側面

鎖骨は肩の上に繋がります。一般的な横向きの場合、肩の中心は身体の中心軸と重なるので、上の図のように十字に重なると考えます。

肩・斜め


両肩の幅は正面の時より短く、正方形のアタリ線よりは外に来るように両肩の丸を配置します。


僧帽筋のカーブは首の後ろ正中線の上を頂点にします。左右の肩の位置が中心軸から等間隔の場合、中心軸を元に回転させても関係性は変わりません。

腕の描き方

腕をまっすぐ下ろした状態でも、腕は「S字」を描きます。また肘はウエストと同じ高さになるので、注意して描きましょう。股と拳頭も同じ高さになっています。

肘の描き方


肘部分は肉が薄く、肘の先端は皮一枚ですぐ下に骨があるという感じになります。


肘はウエストの高さと同じなので、肩を中心として肘をコンパスのように動かせば、腕を横に上げたときの肘の位置が大体把握出来ます。


肘は筋肉の膨らみがあるので、まっすぐ棒のようにせず、曲線を描くようにしましょう。また肘の先端は尖らず、平らになります。

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