人体・顔の描き方

ホーム / 初心者向けイラスト制作講座 / 人体・顔の描き方 / メガネの描き方!形の捉え方と自然に見せるポイント5つ

メガネの描き方!形の捉え方と自然に見せるポイント5つ

投稿日: 更新日:

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

メガネって単純そうに見えて、それらしく描くのは意外と難しいんですよね。そんなメガネを上手に見せるために、形の捉え方のコツと、自然で魅力的に見せるために気をつけるべきポイント5つをご紹介します。

良いメガネとダメなメガネの違いって?

まずは良いメガネの例とダメなメガネの例を見比べてみましょう。どこが違うのかわかりますか?



その違いは、メガネを立体で意識できているかどうかです。

ダメなメガネの例はメガネがマスクやゴーグルのように顔にピッタリとくっついてしまっている絵になっているわけです。

良いメガネの例は立体を意識できています。メガネと目の位置関係を見るとわかりやすいのですが、斜め顔のときはメガネがやや左にズレていますね。メガネは顔から鼻あての高さに浮いている状態なので、このようにズレるわけです。

横顔ではメガネのフレームも真横から見た形でレンズ部分はほぼ見えなくなります。顔の角度によってメガネがどのような形になるのかは、メガネだけを回転させて考えるとわかりやすいですね。

メガネを箱の形で考えて描こう

顔にかけたメガネの形は、顔の角度が変わってしまうとなかなかに紛らわしいです。わかりやすいように単純な形で考えてみましょう。

メガネを箱の形で考えましょう。前の面にフレーム、左右の面に耳にかける部分(テンプル)があると思ってください。

こうする事で、顔がどのような角度でもメガネの形をとらえやすくなります。アオリや俯瞰ももう恐くありません。

アタリをとるときにも、このように箱を意識すると上手くいきますよ。

メガネを描くときにより自然で魅力的に見せるポイント5つ

メガネの形がなんとなくとらえられるようになってきましたか?なんとなくわかってきたら、次はメガネの細かいところにも注目して、さらにそれらしく見せるように描いてみましょう。

  1. まずフレームに立体感を出しましょう。縁に立体感を出すだけでグッとリアルになります。
  2. レンズの内がわにもうっすらとフチを描くのも忘れずに。これがあるのと無いのとでは印象が大きく変わってきます。
  3. 忘れてはならないのが鼻あてです。鼻あてを描かないととても嘘っぽいメガネになってしまいます。鼻あてはメガネによって形もさまざまなので、想像で描かずに写真などでよく観察して描きましょう。
  4. メガネの接続部分の位置に気をつけましょう。この接続部分は、メガネの曲がった角っこではなくて、そのちょっと先にあるので気をつけましょう。
  5. メガネの耳にかける部分(テンプル)がやや湾曲している事にも注意してみましょう。これはなかなか気付きづらいポイントです。真っ直ぐ直線でなくふんわりと曲げて描くだけでだいぶ自然なメガネになります。

以上5つがメガネをより魅力的に見せるポイントです。この5つのポイントに注意して描くだけでとっても自然で魅力的なメガネを描く事ができますよ。

おすすめの記事

このカテゴリの記事

絵師ノートとは

こんにちは!燈乃しえ(とうのしえ)です!絵師ノートはイラスト制作に役立つ情報をお届けします。イラスト制作の基礎知識、上達の方法、顔や背景の描き方など実践的な記事を取り揃えています。また、イラスト制作におすすめのクリエイター向けPCや周辺機器も紹介しています。