人体・顔の描き方

ホーム / 初心者向けイラスト制作講座 / 人体・顔の描き方 / ワイシャツの描き方徹底解剖!パーツごとにシンプルに

ワイシャツの描き方徹底解剖!パーツごとにシンプルに

投稿日: 更新日:

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

制服にスーツと何かと描く機会の多いワイシャツ。今回はそんなワイシャツの襟元の形やボタンのつき方、切り返しの部分などを徹底解説します。簡単そうに見えて意外と複雑で難しいワイシャツの描き方を改めて見てみましょう。

襟元の形をパーツごとにシンプルに見てみよう

ワイシャツがカッコよくきまるかどうかはこの襟元にかかっていると言っても過言ではありません。

簡単そうに見えて意外と複雑なワイシャツの襟元。ボタンを外していたりネクタイを締めていると複雑に折れ曲がって一気に難しそうな形になります。襟元はどんな形をしているのか、パーツごとにシンプルに見てみましょう。

襟と、襟の折れ曲がっている下の部分と、ボタンのついている部分の3つに分けて見るとわかりやすくなります。

襟と折れ曲がっている下の部分の2ヶ所はわかりやすい形をしている事が多いですが、ボタンのついている部分は複雑に折れ曲がっている事が多いので注意が必要です。折れ曲がる形はだいたいのパターンがあるので、たくさん模写をして覚えてしまうと後々楽ですよ。

首元は三角形のような形をしていて、前に向かって斜めに下がっています。横から見たポーズを描くときはとくに気を付けましょう。

後ろから見た襟は、襟の下に切り返しのラインがチラッと見える事が多いです。描き足すと一気にそれらしくなりますね。

ボタンは男女で違う事に気をつけよう

ついつい忘れてしまいがちですが、ボタンは男の子と女の子で左右逆になっています。女の人が男の人の身の回りの世話をするのに、向き合ってボタンを締めてあげるとき、ボタンの位置が自分が締めているときと同じになるよう左右逆になっているという説もあります。シャツ以外でもいろいろな服のボタンは左右逆になっているので描くとき注意しましょう。

余談ですが某制服のカーディガンの定番ブランドはレディースでもボタンが向かって左についています。「ボーイフレンドが寒そうにしている彼女に貸してあげたカーディガン」という設定があるんだとか。なんだか素敵ですね。こだわるならこちらも描くとき意識してみてくださいね。

つい見落としてしまいがちなのがボタンホールの向き。基本は縦向きになっていますが、1番上のボタンホールだけ横向きになっています。気をつけましょう。

服全体も切り返しごとにパーツで分けて

ワイシャツの切り返しの部分もしっかり覚えて描くと一気にクオリティーが高くなります。

こんな風に全くシワを描かなくても切り返しのラインが描き込まれているだけでとっても雰囲気出ますよね。

切り返しごとにパーツで考えると、服の形やシワの入りやすい部分をとらえやすくなりますし、何より形を覚えるときに楽です。

とくに肩あたりの切り返しや袖口のボタンは忘れてしまいがちです。きちんと描き込むと良いですよ。

おすすめの記事

このカテゴリの記事

絵師ノートとは

こんにちは!燈乃しえ(とうのしえ)です!絵師ノートはイラスト制作に役立つ情報をお届けします。イラスト制作の基礎知識、上達の方法、顔や背景の描き方など実践的な記事を取り揃えています。また、イラスト制作におすすめのクリエイター向けPCや周辺機器も紹介しています。