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人体・顔の描き方
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服や小物にレースやフリルを描き足したい時。簡単な柄のレースやフリルなら、自分で描けると素材を貼りつけるよりも簡単に素早く仕上げられるようになりますよ。今回は簡単なのにとっても雰囲気の出るレースとフリルの描き方を、Procreateで塗るところまでご紹介します。
まずもこもこを描きます。同じ形を並べて描いていくわけですが、統一感を出すために“もこ”の数は揃えてくださいね。一番上がボコッとするように奇数の5や7がおすすめです。もこもこもこもこもこ…。
次にもこもこに穴をあけます。たったこれだけです。これを並べると簡単にレースらしくなります。
もし大き目のレースを描くときは、これだけだと寂しいので点々で穴の下に半円も描き込みます。これだけです。こんなに簡単なのに、並べるととってもレースらしくなりますよ。
デコボコを描きます。下、上、下、上、という具合に交互にデコボコさせましょう。
次にデコボコの角からシワをはやします。布の流れを意識して、例えばスカートならやや放射状になるように描き込みます。
最後に裏地が見えそうなところは裏地を描き足して完成です。この描き方はやや大雑把ですがフリルをとても素早く描けるので、フリルの多いドレス等で重宝しますよ。
制服のスカートのようなプリーツとフリルとでは形が違うので注意しましょう。フリルの描き方で制服のスカートを描いたり、プリーツの描き方でドレスの袖を描かないようにしましょう。
この方法を使って、iPad ProのProcreateで実際に描いてみます。
フリルを描いていきます。リボンの脇にもこもこを描いて…
もこもこに穴を開けます。手描きだと形がいびつになりますが、かえってそれがリボンに馴染んで自然に見せる事ができます。
袖のレースはやや大き目なので点々で半円を描き込みます。フリルのデコボコも描きます。
フリルのデコボコの角からシワを伸ばします。布の流れや形を意識して。
さらに描き込んでいきます。フリルのデコボコをより立体的に見せるために、フリルのより出っ張って見せたい所があったら根本も出っ張らせると良いですよ。
こんな調子でレースやフリルをどんどん描き込んでいきます。
線画の完成です。
下地を塗ります。
Procreateの新機能!「マスクをクリップ」で下のレイヤーでクリッピングしてガンガン影を塗ります。
クリッピングすれば下のレイヤーの色の乗ってる部分からはみ出さなくなるので思いっきり影を塗る事ができます。
ガンガン影をつけます。
フリルの塗り方です。シワの細かく入っているフリルは、シワの線にあわせて影を入れるだけなので簡単です。布の形を想像しながら影をつけて…
指先ツールで立体的に見えるようにぼかすところはぼかします。
シワのあまり入っていないフリルは影で立体的に見せたいのでちょっと工夫します。
まず「ここは絶対に影になる!」ってところに色を乗せます。
布の形を想像してさらに色を乗せます。立体を意識したときに「ここも絶対に影になる!」ってところが見えてくると思うので、塗ります。上の画像で言うと段と段の間とかですね。
絶対に影になるところを塗ると、さらに布が立体的に見えやすくなります。
「ここは出っ張ってそうだな」「ここはくぼんでそうだな」なんて想像しながら影を乗せて指先ツールでぼかしてを繰り返します。
同じ調子でどんどん影をつけていきます。
さらに濃い影も乗せていきます。金色っぽくしたかったのでやや緑がかった色を乗せました。
フリルはシワがあまり無いので全体的に影を乗せればOKです。
他の箇所もガシガシ塗って完成です。
一見難しそうに見えるレースやフリルですが、簡単な描き方を覚えてしまえば素材よりも早いですし、布の形にあわせて細かく形を変えられるのでより自然に見せる事ができます。是非挑戦してみてくださいね。
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