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可愛いちびキャラ(SDキャラ)の描き方とコツ

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小さくて可愛いちびキャラ(SDキャラ)。アイコンやオリジナルのスタンプをつくりたいときにも描けると便利ですよね。「描いてみたけど何か変…?」「頭でっかちな印象になる」そんな時に必見!ちびキャラを可愛く描くためのコツを失敗の原因から体型の描き分けまでご紹介します。

ちびキャラ(SDキャラ)を失敗してしまう原因と改善方法

「描いてみたけど何か変…?」結論から言うとちびキャラ(SDキャラ)が失敗しやすい原因は“大人っぽさ”が残っている事です。ちびキャラを上手く描くポイントは“赤ちゃん”っぽくする事。これに気を付けるだけで、あなたのちびキャラはもっと可愛くなっちゃいますよ。具体的な例と改善方法をご紹介しましょう。

顔の輪郭を変えていないor子供の輪郭にしただけ

2頭身にしただけで顔の輪郭をほぼ変えてなかったり、デフォルメでなく子供を描く時の輪郭にしただけだったり。輪郭のデフォルメが弱いと2頭身や3頭身ではどうしでも頭がでかく見えてしまいます。ちびキャラ(SDキャラ)を描く場合は輪郭も赤ちゃんっぽく。丸っこくデフォルメしましょう。

顔のパーツをデフォルメせずそのまま大きくしただけ

よくしてしまいがちなのが、顔のパーツをデフォルメせずそのまま大きくして描く事です。顔のパーツもそのままの形だと以外と大人っぽいので奇妙な印象になってしまいます。赤ちゃんっぽくするために、パーツは細かく描き込みすぎないように。例えば歯を小さく描くとそこだけ大人っぽくなるので、描かないか、描いても大きめにデフォルメして描きましょう。

顔のパーツの位置をあまり変えていない

デッサンを勉強していると、ちびキャラでもつい「目線は顔の中央で、鼻は目より下で…」とやってしまいがちです。これをちびキャラでもやってしまうと大人の顔のパーツの位置そのままですから、頭デッカチな印象に。ちびキャラの場合パーツの位置もやはり赤ちゃんを意識して。目は思いっきり下に、鼻は目と同じくらいの高さにすると良いですよ。

胸のでっぱりを強調している

ちびキャラ(SDキャラ)で胸を強調してしまうともちろん大人っぽくなるので、ちびキャラの赤ちゃんな顔とマッチせず違和感になってしまいます。キャラの描き分けであえて胸を強調するなら良いのですが、特別な理由が無いのなら赤ちゃん体型にした方が顔の印象と合わさって可愛くなりますよ。

服をデフォルメせずにそのまま小さくしてる

デフォルメが基本のちびキャラ(SDキャラ)。顔や体系はデフォルメしても服のデフォルメはついつい忘れがちです。リボンなどその服のポイントになる部分は大きく描いて強調し、ボタンや服のシワなど細かくなりがちな部分は数を減らして大きめに描きましょう。全体的に幼稚園のスモッグのようなポッテリした雰囲気にするともっと可愛くなりますよ。

首が太くて長い

首が主張しすぎるとせっかく他を可愛くしても台無しになってしまいます。全てのパーツを赤ちゃんっぽい印象にするのがちびキャラ(SDキャラ)のコツなので、首が太いのも長いのも大人っぽい特徴ですから描かないようにしましょう。全く描かないか、描いても思いっきり細く。ちびキャラの首は「折れちゃいそうだけど大丈夫!?」ってくらいが丁度良いです。

髪の毛の毛束が細かい

パーツの全てにデフォルメをきかせないと、どうしても違和感が生まれます。それは髪の毛も同じで、デフォルメ前のように毛束を細く細かくしてしまうとそこだけ大人っぽくなりどこか野暮ったい印象になってしまいます。服の描き方と同様に髪の毛も毛束を太く大きく描きましょう。

ちびキャラ(SDキャラ)の基本!“赤ちゃん”っぽくって?

ちびキャラがなぜ可愛いのかというと、特徴が“赤ちゃん”っぽいからです。人間も動物も、赤ちゃんってとっても可愛いですよね。ちびキャラにそんな“赤ちゃん”っぽい特徴を取り入れて描く事が可愛くするコツとなります。

目は顔のなるべく下の方、1/4の位置が可愛いです。ほっぺはプニプニ感も大切ですが、あまり出っ張らせすぎると絵柄が古い印象になるので、ほんのりプクッとさせるくらいがおすすめ。

体は赤ちゃん体型の代表、キューピー人形のような体型に。手足の長さは好みですが、短い方がより赤ちゃんらしい印象になって可愛いです。足の付け根は真ん中よりやや下くらい。だいたい3/8くらいの位置です。

立ちポーズはややお腹を突き出すような感じで描くと、大きな頭を腰でしっかり支えてる感じが出て“立ってる感”が増します。

いろいろなポーズは胴体の形を覚えれば自由に描ける

さっそくいろいろなポーズを描いてみましょう。ちびキャラは手や足がシンプルなので胴体の形さえしっかり覚えれば簡単にいろいろなポーズを描けるようになりますよ。

形が取り辛い時は立体的な台形を描いて形を取りましょう。台形を描いてお腹をややぽっこりさせてお尻をでっぱらせます。箱のような形で捉える事で立体感や遠近感も出しやすくなりますよ。

セクシー?マッチョ?いろんな体系もちびキャラにしよう

ちびキャラの基本はキューピー人形のような赤ちゃん体型ですが、慣れてきたらいろいろな体型にも挑戦してみましょう。

どの体型にも言えるのが、大切なのは“デフォルメ”です。セクシー体型なら胸とお尻を極端に大きく、腰回りは極端に細くします。

マッチョなら逆三角形を意識して、肩から胸にかけては大きく、腰から足にかけては小さく描きます。足まで太くしてしまうと服を着せたときに単なる太った人に見えてしまうので注意。

ひょろガリは細く長く描きます。そのキャラクターが根暗な性格なら猫背にして、肩を前の方につけましょう。

ちびキャラのこどもを描くときはさらに小さく1.5頭身に。顔も小さめに描きます。

他にも手足を長く描いてスタイリッシュな体型や、手足を極端に短くして全身をプニプニにして太った体型など、デフォルメをきかせていろいろな体型にチャレンジしてみましょう。

まとめ

ちびキャラ(SDキャラ)を描くポイントは、“デフォルメ”と“赤ちゃん”っぽさです。

何か変だな?と思ったら大人っぽい特徴が残っていないか見直してみて。顔や体型だけでなく、服や髪型まで“デフォルメ”と“赤ちゃん”っぽさを意識しましょう。それだけでとっても可愛いちびキャラになりますよ。

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