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綺麗な唇の描き方!塗り方のコツを完全マスター

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女の子を描くとき、唇がぷっくり可愛く描けたらそれだけで魅力が大幅にアップします。今回は唇の描き方を徹底解説。塗り方のコツをマスターして女の子の魅力をアップさせちゃいましょう。

唇の形は角で捉えると立体感を出しやすい

塗る前に唇の形を観察しておきましょう。唇はふんわりと柔らかいので曲線で捉えてしまいがちですが、角で捉えた方が立体感を意識しやすいです。

富士山のような形が上下に2つくっついていると覚えましょう。中央は上唇ほど目に見えてではないですが下唇も若干ヘコんでいます。気持ちちょっとしならせるとさらに立体感が増しますよ。

唇をメイクをするように塗ればプルンと立体感アップ

プルンとした唇は女の子の魅力を大きくアップさせます。ただベタッと塗ってしまうと大袈裟に口紅を塗ったようになってしまうので、ぼかしをきかせてメイクをするようにじっくり塗っていきましょう。

唇を描いたら、薄い色をふんわりと乗せましょう。とろけるようなグラデーションになるようにふんわりと載せるのがコツです。

次に消しゴムで形を整えます。下唇のグラデーションはそのままにしておきたいので、形を整えるのは上唇と口の中だけでOK。

少し濃いピンクを乗せます。今のメイクは中央を濃くしてグラデーションにするのがトレンドなので、マロの口のように中央にのみ乗せるのがポイント。

ぼかしツールでふんわりとぼかしていきます。

さらに濃い赤をフチに重ねます。

そしてまたぼかしていくわけですが、やはり中央に集中するように。上唇はほんのり縁が濃くなるようなイメージで。ぼかして色を広げすぎないように注意しましょう。

ツヤ感を出していきます。唇のラインを縁取るように白を乗せましょう。

慎重にぼかしていきます。ぼかしすぎてツヤの形が消えてしまったら、上からさらにツヤを足してもOK。

次に光を入れます。唇の1番盛り上がっているところに、光源を意識しながら光らせます。

最後に、光の形が崩れない程度にぼかせば完成!

リップカラーいろいろ!年齢や性格で塗り分けよう

様々なカラーバリエーションがあるリップ。キャラの年齢や性格によって塗り分ければキャラの個性を表現する事も可能です。

レッド系

ここ最近のトレンドカラーですね。オシャレな10代〜20代、見た目の若い30代のキャラはレッド系の唇にするとオシャレな印象を与える事ができますよ。

オレンジ系

元気な印象を与える事のできるオレンジ系。10代〜20代前半の活発で男まさりな女の子に使ってあげると雰囲気がアップします。少し彩度を落として控え目にすれば中性的な男の子の唇の色にも使えますよ。

ピンク系

キュートな印象が大幅にアップするピンク系。ナチュラルさもあるので、可愛い系はもちろん清楚系な子にも使えます。10代〜20代のキャラに使うと良いでしょう。

ベージュ系

1番ナチュラルな印象を与えられるベージュ系は、ナチュラル綺麗な20代の大人っぽい女の子や、30代〜の大人な女性に使うと◎。スッピンぽさも出るので化粧っ気の無い10代の女の子を表現したい時にも使えますよ。

バイオレット系

クールでミステリアスな印象を与える事のできるバイオレット系。20代後半〜30代のミステリアスな女性に使うと魅力がアップします。悪魔や魔女等のファンタジーキャラに使うのも良いですね。

まとめ

ぷっくりツヤ感のある唇はそれだけで女の子を魅力的にします。メイクをするように慎重にぼかしながら塗り重ねて。

トレンドはその時々で変わるので、こだわるならぼかし方や色の重ね方をその時の流行にあわせて変えると良いですよ。

キャラの個性を出す時にも役に立つ唇の塗り方でした。

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