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背中の描き方!肩甲骨の動きに注意してアタリをとろう

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背中を描くのって普段見慣れないせいもあって難しく感じますよね。一見メリハリが少ないように見えて肩甲骨の動きが意外と複雑で捉えるのが難しかったりします。肩甲骨の動きに注意しながらアタリを取って背中を描いていきましょう。

肩甲骨の形を観察してみよう

背中を描くときに1番捉えるのが難しいのが肩甲骨のラインです。一見簡単そうですが、適当に描くとあっという間に嘘っぽくなりヘタに見えてしまう原因に。

肩甲骨の形をしっかりと頭に入れて、その形を意識してラインを引けるようになると、それだけで上手く見えます。肩甲骨は鎖骨と繋がっているので肩をカッコ良く描くポイントにもなりますよ。



こんな風に三角が背骨を中心に小さな羽のようについています。よく観察して頭に入れておきましょう。

肩甲骨の動きを観察していろいろなポーズを描こう

だいたいの形を頭に入れたら、次は肩甲骨がどのような動きをするのか観察してみましょう。

腕を上げると肩甲骨は斜め上に持ち上がります。腕を後ろに引けば肩甲骨は捻れて、下からあおり気味に見える形になります。腕を前に出せば肩甲骨も前へ大きく、肋骨の上をスライドするように動きます。

この時、肩甲骨は鎖骨と繋がっている事、棒状に出っ張った骨からはそのまま肩の筋肉がくっついている事を意識すると、より肩甲骨の位置や角度がイメージしやすくなりますよ。

肩甲骨の動きを意識してアタリをとってみよう

肩甲骨の形や動きがわかったら、さっそくアタリをとってみましょう。



1、背骨と肩、骨盤の長さや角度を決めます。頭身を意識しつつ、ポーズをしっかりイメージして骨組みをつくるように。

2、肋骨と骨盤を簡単に描き込みます。この時に角度やねじれ具合もわかるように箱っぽく描くとその後体や服を描き込みやすくなるのでおすすめです。

3、いよいよ肩甲骨を書き込みます。三角の羽のようなものを肩甲骨の動きを意識しながら描き、さらに肩と三角の羽を線で繋いで肩の筋肉がつく棒状の部分を書き足します。



4、ここが結構大事なのですが、肩から骨盤の中心にかけて曲線で繋ぎます。このラインは背中を描く時の筋肉の凸凹の目安になります。

5、次に首から骨盤にかけても曲線で繋ぎます。これも筋肉の凸凹の目安になります。

6、こうして描いたアタリから体の凸凹がわかるようになりました。アタリを参考に凸凹を意識しながら肉付けをして体を描いていきます。



あとは体をさらに描き込むなり、服を描き込むなりすれば完成です。

骨盤の形と動きに注意しながらアタリをとった事で凸凹がわかりやすくなって、服のシワや体のラインがつけやすくなっています。

まとめ

背中って何にもないようで意外と凸凹しているんですよね。そこを意識できるかできないかで差が出てくるので、是非肩甲骨の形と動きに気をつけて、筋肉の凸凹がわかりやすいようにアタリをとってみてください。魅力的な背中になりますよ。

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