服のシワが苦手な人必見！1番かんたんなシワの描き方&覚え方3ステップ

投稿日：2022.01.07　更新日：2022.01.07

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服のシワの描き方、いろいろ勉強したけどやっぱりよくわからない！服のシワが苦手な人に、これだけやれば超かんたんにソレっぽくなる1番かんたんな服のシワの描き方と覚え方を教えちゃいますよ。

【ステップ1】服の形とあらかじめ入っている線を覚えよう

服のシワを描く前に、その服の形とあらかじめ入っている線を確認して覚えちゃいましょう。

シャツやブレザーなど、よく描く種類の服を写真や実物で観察します。すると服の種類ごとに共通する線が入っている事がわかります。これを覚えちゃえばOK。

服の切り替えしの線やポケットの線など。実際に服の写真を見ると意外といろいろな線が入っているんですよ。

実は、これを描き入れるだけで服のシワを描かなくても超かんたんにソレっぽくなっちゃうんです！

デフォルメによっては細かくシワを入れるよりもこちらの方がシンプルでしっくりくる事も。

でも、やっぱりシワは描き入れたい！そんな時は次のステップに進みましょう。

【ステップ2】服のシワができやすいポイントを覚えよう

服の基本の形や線を覚えたら、次は服のシワができやすいポイントを覚えましょう。覚えるポイントはとってもかんたんです。

服のシワができやすいポイントはズバリ、よく動く関節の位置！

肩周辺が一番シワができて、次に手首周りや腰周り。場合によっては肘周りにもシワができます。

そして、描くときはこのポイントをデコボコさせておきましょう。服がどんどん立体的になってきましたね。

ちなみにブレザーのような硬い生地の服はシワがほとんどできないので注意。基本は袖の肩周りだけ描くようにして。胴体部分は滅多にシワができないので、ポーズによって軽く折れ筋程度のシワを入れるだけにしましょう。

慣れるまではこのデコボコだけで服のシワを表現してもOK。慣れてきたら次のステップに進みましょう。

【ステップ3】シワの流れやすい方向を覚えよう

シワのできやすいポイントをデコボコにしたら、シワの流れにそって線をうすく描き込みます。それだけであら不思議。あっという間に本格出来な服のシワの完成です。

袖の肩周りはワキの下に集中するように。首の横は下に、やや中央寄りに流す感じで。手首、腰は横方向にクシャッと。肘は下に向かって垂れるように。シワの線を流します。

ボタンがある場合はボタンの方向にシワが流れやすくなりますし、関節を曲げればそこにもシワができます。また、胸板などでっぱっているところにはシワが出来辛いので描かないようにするとさらにソレっぽくなります。

こんな感じで、シワの流れやすい方向をなんとなくで良いので実物を観察して覚えちゃいましょう。ここが一番大変ですが、一度覚えてしまえばもう何も見なくても服のシワがスラスラと描けるようになりますよ。

シワの線の形に迷ったら、「ノ」の字の線を描いたらその下に「く」の字の線を描きましょう。それだけで超かんたんに本格的な服のシワに見えます。

それも難しければ、肩周りと腰周りだけ1～2本線を入れるだけでもOK。それだけでも立派な服のシワになりますよ。

ステップアップ！もっと上手くなるポイント2つ

この3ステップを覚えて描くだけでかなりソレっぽく描けるようになりますが、余力があったらさらにもうワンステップ。覚えておいて損はない、服のシワのポイントを2つご紹介します。

1つ目のポイントは女の子の服のシワの入り方です。覚えるべきポイントは、胸のゾーンはシワを描かず、その周りにシワを入れる。これだけ！

シワの方向も、中央に向かって流れる線と、胸のふくらみから下に流れる線さえ意識すれば大丈夫。ただしブレザーは胸があろうがそこにシワはできないので注意です。

2つ目のポイントは服の形による切り替えしの位置です。

ピシッとした服ほどピッタリ肩の位置に切り替えしの線が入りますが、服がダボダボになればなるほど切り替えしの位置は下へ下へ下がっていきます。

これを意識すると服のオシャレさが増すので、是非覚えておきましょう。

まとめ

難しい印象の服のシワ。3つのステップでシワの形を覚えれば、意外なほどかんたんに描けるようになります。

一気に覚える必要はありません。まずはステップ1だけで服を描いてみて。慣れてきたら、ステップ2、ステップ3と、少しずつ覚えればOK。

大事なのは正確さではなく、シワっぽく見えるかどうかです。難しく考えすぎないで、イラストの魅力をアップさせるワンポイントとして、気軽にトライしてみてくださいね。