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ローファーの描き方!横、前、後ろ、どのアングルもバッチリ

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学生を描くときについてまわるローファー。気を抜いて描くとあっという間にローファーっぽくなくなってしまい、描くのが難しいんですよね。ローファーらしさを出すためのポイントをしっかり押さえて、横、前、後ろ、どのアングルからもバッチリ描けるようになっちゃいましょう。

ローファーを描くときに失敗してしまう原因とは?

意外と描くのにコツがいるローファー。油断して描くとすぐローファーに見えなくなってしまいます。

この例だと、横からのアングルは革靴のカチッとした感じが出ずカジュアルな靴に見えますし、前からのアングルや後ろからのアングルはもはや靴かどうかすら怪しい見た目に。

ローファーは、靴紐というわかりやすいパーツのあるスニーカーや高さのある踵が特徴のハイヒールと違って、シンボル的な目立ったパーツがありません。

だから気を抜くとすぐにローファーに見えなくなってしまうんですね。

ローファーらしくするためには、どこに気を付けて描くと良いのでしょうか?

ローファーを観察!失敗しないために知るべきポイント

失敗せずローファーを描くために、まずはローファーをいろんな角度から観察してみましょう。

ローファーのシルエットを頭に入れるために、靴底や上から見た形を知りましょう。革靴なのでこの形をあまり崩さないように。革底と靴の上のラインは同じ大きさでなく革底の方が一回り大きい事にも注目です。

次にローファーの飾り部分に注目。ローファーの特徴を出す大事なポイントです。この形を覚えるだけでもローファーが何も見ないでパパっと描けるようになりますよ。

横から見た形。前から見た形。後ろから。下から。上から。たくさん観察して全体の形を知りましょう。細かいパーツの観察よりも全体のシルエットを覚えると良いですよ。

ローファーの横アングルを描くポイント

まずはローファーの横からのアングルをじょうずに描くポイントをチェックしましょう。

ローファーは足の甲が意外と見えます。飾りの位置が足の甲の中央あたりにくると覚えておきましょう。ペロッとしたかまぼこ型のパーツも大きく描きすぎないように。

口の部分は足首をぐるっとまわるように描くとスニーカーのようになってしまいます。ローファーの口はスニーカーと違ってつま先の方のラインと繋がっているので注意。

靴のヒールもしっかり描き込みましょう。ソールとは分かれているので、ソールを描いてそこにくっつけるようにヒールを描くと良いですよ。

ローファーの飾りのサイドにあるパーツも、描くだけでローファーの革靴らしさがグッと増すので是非描き足しましょう。

ローファーの前からのアングルを描くポイント

とっても難しい前からのアングル。靴らしく、ローファーらしく描くためのポイントです。

前からのアングルはローファーの上から見た形を思い出して。踵の方が少し見えるように描きましょう。

ローファーの飾りは足の甲の中央に、そしてペロッとしたパーツも大きく描きすぎないように。足の甲をしっかり見せましょう。

飾りのサイドのパーツもしっかり描き込んで。足の下はソールもしっかり見せましょう。

足のパースにも注意。前からのアングルだからといって、ローファーを真正面から見て描くと失敗してしまいます。パースの消失点は足より上にくる事が大半なので、よほど変わったカメラアングルでない限り足も斜め上から見たアングルになります。

ローファーの後ろからのアングルを描くポイント

特徴が1番少ない後ろアングル。特徴が無さすぎてローファーらしさを出すのが1番難しいアングルです。でも大丈夫。きっと上手になりますよ。それぞれのポイントを見てみましょう。

足首の向こう側には、ローファーのペロッとしたパーツの裏側がほんのり見えます。本当に少しなので、とっても些細なのですが、描くだけでローファーらしさがグッと増します。

前からのアングルのポイントでもありましたが、足のパースは小失点が足よりずっと上にある事が多いので、俯瞰で描くのが基本です。つま先の方もちゃんと描きましょう。

俯瞰な事を意識して、ローファーの口の形も真っ直ぐでなくへこませて立体感を出しましょう。踵の方の形も同様です。

たったこれだけで、とってもローファーらしくなりますよ。

まとめ

ローファーは目立った特徴がスニーカーやハイヒールと比べて地味なので、気を抜くとすぐにローファーらしくなくなってしまいます。

ローファーらしく描くためのいくつかのポイントを意識して、革靴のカチッとした感じが出るようにしましょう。

ローファーが上手に描けると制服のイラストが映えますよ。チャレンジしてみてくださいね。

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