イラスト制作の基礎知識

ホーム / 初心者向けイラスト制作講座 / イラスト制作の基礎知識 / デジタルイラストで使える!イラストが上手に見える便利な構図

デジタルイラストで使える!イラストが上手に見える便利な構図

投稿日: 更新日:

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

構図の決め方には色々あると思いますが、重要な点だけ抜き取ってまとめて紹介しようと思います。読む前に注意する点が二つあります。まず、読む際には紙やPCを用意して実際に試しながら読んで下さい。そして、粗くてもかまわないので仕上げまで描きましょう。

全部やらないと、苦手な項目がいつになっても上達しませんし、全体の流れで練習することによって、苦手な部分を他の行程でカバーするなどの技術も身につくからです。例えば、線画が苦手だったとしても塗りでカバーしたりなんかも可能になります。

各工程ごとで練習するのは効率がよさそうに見えますが、実際は逆で全ての壁に正面から当たることになるため、壁が積み重なって辛くなるだけです。全てのステップごとには有機的につながっているのを忘れないようにしましょう。

代表的な構図とその効果

代表的な構図をいくつか紹介します。配置を考える際の参考にしてください。

日の丸構図

人物を絵の真ん中に配置する構図で、キャラクターを大きく表現できるのがメリットです。平凡な絵になりやすいのがデメリットですが、絵の魅力を最大限引き出したい場合に最も効果的な配置になります。

9分割構図

画面を9分割する線を引いて、その点や線上に頭や胴体を配置する方法です。日の丸に比べておしゃれな印象が強くなります。

対角線構図

画面に対角線を引き、その線に沿わせるように物を配置する方法です。この方法は対角線の流れに合っていれば、手足などを沿わせるだけでも効果がありますし、背景でも応用することが出来ます。シャープでかっちりとした印象を与えたい場合に有効な配置方法です。

フレーム構図

絵の端よりやや内側に、物を書き入れます。よく見かけるのが、窓や植物やレースなどでしょう。人の目は線に沿って動く性質があるので、この構図だと見る人の注意をフレームの置くに惹きつける効果があります。

対比構図

右に女の子、左に男の子のように2つの物を対比させるように描く手法です。対比させるものは、サイズや色が違う方が綺麗に見えるようになります。

これら以外にも構図は様々あります。参考になるのは写真撮影のテクニック集でしょうか。為になるテクニックがたくさん載っているので一冊購入しておくことをおすすめします。

おすすめの記事

このカテゴリの記事

絵師ノートとは

こんにちは!燈乃しえ(とうのしえ)です!絵師ノートはイラスト制作に役立つ情報をお届けします。イラスト制作の基礎知識、上達の方法、顔や背景の描き方など実践的な記事を取り揃えています。また、イラスト制作におすすめのクリエイター向けPCや周辺機器も紹介しています。