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線画がおかしい?頭が大きく見える?イラストのトラブルの解決法

ある程度絵を描き慣れてくると、色々な悩みが出てきます。上手く描けたと思っていても後から見返したら全然ダメだった、なんて経験ありませんか?下手をしたらそのままやる気がなくなってしまって絵を描くのをやめてしまう事にもなります。

でもきちんと解決法を探せば、今のイラストが何倍にも見栄えがよくなったり、自分の悪い点が良く見えるようになります。今回は絵を見ていてよく見かけること、そして実際にある程度描ける人から聞いた悩みや引っかかりについて、解決法を探ってみたいと思います。

線画が映えない

ラフのときはものすごい見栄えがして、これならいける!と思ってクリンナップしたら、なんだか線画がしょぼい・・・なんて経験はないでしょうか。これも少し工夫するだけで、解決することができるかもしれません。

線画が貧相に見える

線画が貧相に見える問題は実はあまり解決方法がありません。プロの絵でも線画はあまり見応えがないものです。彩色を重ねて見栄えをよく見せる途中の段階と捉えて、気にしないのが一番です。他人の線画と自分の線画を比べて、貧相に見えてしまう現象に関しても同じです。

自分の絵はラフを見ているため、線画の寂しさが際立ってしまうだけです。それでも線画の時点で見栄えのするものが描きたければ、線の量を増やす、線にしっかりとした太さと重みを持たせる、といったことをしてみましょう。線に重みを付けるとぱっと見が違ってきます。

整合性がとれていない

ラフでは問題なかったのに線画にしたらバランスがおかしくなった なんてことがあります。これもラフと線画の関係から生まれる錯覚の一種です。左右反転するとパース崩れがわかりやすくなるのと同じことで、絵の見方が変わったことで欠点に気づいてしまうのです。あまり余計なことを考えずに、線画の整合性を高める作業の一つの段階として捉えましょう。

線画の精度を上げたいのなら

線画の時点で整った絵を描けるようになりたいなら、目と紙の距離や筆の速度を普段と変えて描く練習法が効果的です。ラフなしで描く練習も良いでしょう。

頭部のバランスがおかしい

体のバランスと同じくらい崩れやすいのが、頭の形です。頭の形は、デフォルメ感が強いので描いてる時には気にならなくても、少しでも違和感を覚えると気になって仕方なくなるという恐ろしい部分です。

これを避けたいのなら、顔の比率の通りに描いたり、アゴのラインと頭のラインを見比べるなどをするようにしましょう。頭のラインからできる縁と、アゴのラインが離れすぎていると、頭部のバランスが崩れてきている証拠、逆にこれが合っていれば多少頭を大きくしても平気になります。

視線が逸れる

こっちを見ている絵を描きたいのにどこを見ているのかよくわからない絵になった・・・なんてことありませんか。これはいくら描き慣れていても起こるものです。

よく描かれている「ギャルゲ塗り」と呼ばれる塗り方だと瞳の視線は上に逸れがちになってしまうのです。これは気がついたら調整するしか対応の仕方はありません。
この塗り方は、瞳の下側の虹彩をしっかりと描写することが多いです。このような塗り方の場合見上げるような位置なら問題ありませんが、正面に近い場合は視線が上に行ってしまいがちになるのです。

このような上逸れを回避する方法として、瞳孔を縦長にしたり低めに設定するなどがあります。この方法でも注意していないと視線は逸れてしまいます。瞳を描く際は、細心の注意を払うようにしましょう。

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