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様々なデジタルイラストの練習法

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絵の練習法にもいろいろありますが、よく言われているのが「ひたすらデッサン」ではないでしょうか。

ですがこれは逆効果。デッサンが好きな人には効果的かもしれませんが、大体の人はデッサンは苦手でしょう。辛い練習方法では絵が上手くなるどころか嫌いになってしまい、元も子もなくなります。では、どうすれば身につきやすいのでしょうか。いくつかの練習法について、効果を挙げていきましょう。

模写/デッサン


好きな絵や写真を模写したり、実物を見てデッサンしたりするのは最も一般的な練習法の一つです。特に模写は、上手な人の描き方を素早く摂取出来るため、すぐに上手くなりたい方は模写で練習することをおすすめします。

ただし、模写だとその模写している人の魅力的な部分をコピーするだけなので、自分らしさを出すことが出来なくなるというデメリットもあります。デッサンは、人体や物の見え方についての総合的な知識を得られるものの、実際に効果が出てくるのは遅いです。

本(専門書)を読む


お絵かきソフトごとに塗り方の方法など、多数の本が出ています。自分が使っているソフトに合わせて、解説書を読んでみるのも効果的な方法です。自分の知らなかったテクニックを知るきっかけになります。

ただし、個人的な感想から言うと塗り方が解説されていてもそれ通りに塗れることはあまりないです。上手い方のテクニックの解説書として見ましょう。

イラストの解説本以外にも素材集やファッション雑誌、写真撮影の解説書などもおすすめです。素材集は言うまでもなく、ファッション雑誌は服のデザインの参考や、皺の出来方などの参考に、写真撮影の解説書は、魅力的に見せる方法を知る手がかりになったりします。これらの本はイラスト制作の手助けになりますよ。

うろおぼ絵


普段見るもの、例えば信号機だったり車だったり、動物だったり・・・そういうものを資料を見ずに描くことで「ものを見る力」をつけます。

実際にやってみるとどんなに上手い人でも、なかなか無様な結果になると思います。描いた後は必ず間違いを探しましょう。紙とペンがあればどこでも出来るので、手軽に出来る練習法です。

描き方を変える

画材やソフト、手の動かし方などを変えてみるのも練習になります。普段使わないものを使うことで、新しい発見があるかもしれません。色々試す内に、自分に合った画材や作画法が見つかることもあります。画材を変える以外でも、画法を変えたりするのも良い気分転換になります。

反復練習


上達するためには、反復練習も必須です。

上記で挙げた練習法は実際にイラストを描くときに組み込むことは出来ます。イラストを描くことで、勝手にバランスの良い反復練習が出来るのです。イラストなら、じっくりと時間をかけることができるので練習要素はふんだんに入れる事ができます。

無理なく上達するコツは練習のための練習をしないことです。こちらの練習方法については、「短時間で出来る!超効果的なデジタルイラストの練習法」にて詳しく説明しているので参考にどうぞ。

よくたくさん描けば上手くなるなんて発言を見かけますが、確かに描いていれば上手くはなるでしょう。頭で理解していても実際に手を動かさないと上手くはなりませんよね。

ですが、ただたくさん描けば必ずしも上手くなるわけではないですし、上手くなったとしても頭打ちになって伸び悩むケースもあります。イラストを上達させるためにはもちろんたくさん描くことも必要ですが、練習する際は何が大事なのかをきちんと見定め、目的地を定めていくことが必要です。

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