背景の描き方

ホーム / 初心者向けイラスト制作講座 / 背景の描き方 / 階段の多い小道の描き方(複数の消失点がある場合のパースの取り方)

階段の多い小道の描き方(複数の消失点がある場合のパースの取り方)

投稿日: 更新日:

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

階段の多い道を描いてみよう

階段が多い小道はイラストの背景としてもピッタリです。今回は1点透視で描きますが、道が途中で曲がっていたりするので曲がった曲がった角度にもVPが出てきます。


まずはHLとVPを設定します。今回道が途中で曲がっているので、曲がった角度のVPが複数出てきます。VPに向かって階段のパースラインを描きます。まず一番手前にある階段のパースラインを取り、その奧の階段のパースラインを取っていきます。


塀も複数のVPからパースラインを引いておきましょう。奧に樹木などを設定してあげるのも良いです。


清書をしていきます。まず道から描いていきます。パースラインに沿って手前から一段ずつ描いていきます。ゴチャゴチャしているので描く時は別の階段から出ているパースラインを消して置いた方がよいかもしれません。奧にいけばいくほど踏面は見えなくなります。


上り階段なので目線(HL)上にも階段が来るように描きます。階段の高さはちょうど塀のパースラインと同じくらいに調節します。


塀を描きます。塀は階段に沿うように描きます。この絵だと右側の方に角度がついているので塀はパースラインから外れて高さを取る必要があります。


最後に塀や階段に手を加えたり、後ろにある樹木などを描きこみます。線が多いところは真っ黒になってしまうこともあるので、加減をつけて線を省略したりします。階段を石畳にしたりするとさらにそれっぽくなります。

おすすめの記事

このカテゴリの記事

絵師ノートとは

こんにちは!燈乃しえ(とうのしえ)です!絵師ノートはイラスト制作に役立つ情報をお届けします。イラスト制作の基礎知識、上達の方法、顔や背景の描き方など実践的な記事を取り揃えています。また、イラスト制作におすすめのクリエイター向けPCや周辺機器も紹介しています。