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背景の描き方
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部屋には床や壁だけでなく、デザインこそ違えどテーブルや椅子、照明や棚なんかがあります。これらを組み合わせていくことで普通の部屋を表したり、カフェなどの店を表現したりします。家具は立体表現ができたとしても、スケール感が間違うと不自然になってしまいます。いろいろな家具をサイズ通りに描けるようになりましょう。
1点透視でテーブルを描く場合はとても簡単。立面を描いてVPに沿ってパースラインを伸ばすだけです。まずHLとGL(グランドレベル)を設定します。HLは目の高さ(水平線)、GLは地面の高さになります。家具を描く際はきちんとGLも取ってあげましょう。
立面を描きます。この絵を変えることで様々なテーブルを描けます。立面はGLに接するように描きます。
VP(消失点)を設定します。今回は1点透視なので1つ設定しましょう。HL上であればどこに設定しても構いません。VPを設定したら奥行き方向のパースラインを引きます。
今回は横に対して奥行きの長さが倍になっているテーブルを想定して作ります。床に奥行きを取っていきます。テーブルの横方向に対して奥行きも同じ長さに見えるように正方形を任意で取ります。
正方形を取ったら増殖法を使い床の長さを倍の位置を求めます。
後は後ろ法の足などを描いてあげれば完成です。横の長さが長く、奥行きが狭い形のテーブルを描きたい場合は分割法を使います。
1点透視と同じようにHLとGLを設定し、テーブルの立面を描きます。この時立面のパースラインのガイドを作ります。
HL上にVPを取り、奥行き方向の線をVPへ結びます。机の脚部分から正方形に見えるように奥行きを取ります。(長方形のテーブルを描きたい場合は1点透視と同じで増殖法を使って増やします)
後は奥の脚や細部などを描きこめば完成です。正面側の線はパースラインを参考にHL上にあるVPへ向かうように描きましょう。
基本的な描き方はテーブルと同じです。HLを引いてGLを決め、立面を描いたらパースラインに沿って奥行きを描き込んでいきます。
HLを引きとGLを決めましょう。ついでに垂直方向のパースラインも引いておきます。
立面を描き込みます。椅子の種類によってこれが変わってきますね。資料を見ながら描いていくと良いです。座面と背もたれの角度は描く椅子によって変えてあげると良いです。
HL上にVPを任意の場所で決めて、パースラインを引いていきます。これが奥行きになります。
奥の立面や、背もたれなどの細部を描きこみます。このとき、背もたれと座面の傾斜は手前と奥とで同じ角度になります。
HLやGLを設定します。パースラインのガイドも引きます。
椅子の脚と座面部分を描きます。2点透視のときの椅子を描く場合は、立面ではなく脚部分・・というより一番手前に出ている部分を描きます。たいていは脚、座面部分になりますね。ここは資料を見ながら描いたほうが良いです。
パースラインに沿って奥行きを決めていきます。
背もたれ、奥部分の脚など細部を描きこんでいき完成です。
このようにテーブルや椅子はパースを使えば見た目も綺麗になり、違和感を感じることのないスケール感で描くことができます。ちょっと特殊な椅子を描くときも途中の立面や細部を描くときのデザインを変えてあげるだけなので、誰でも簡単に描けます。
HLを決めます。2点透視を使って描くので、VPを2つ決めておき、左のVPからのパースラインのガイドを引いておきましょう。この時天井を決めておいて、天井と重なっているパースラインも描いておきます。
右のVPからパースラインを引き、奥行きを決めます。長方形のシーリングライトでない限りなるべく正方形に見えるようにとってあげます。
細部を描き込んだら完成です。
HLを引き、ペンダントライトを描きます。ペンダントライトは天井から吊り下げられているような形なので天井から距離を開けて描きます。
等間隔に見えるようにペンダントライトを配置するため、場所を決めます。VPを1つ取り、パースラインを引きます。
今回はライトを3つ配置するので2分割します。パースラインに沿ってライトが3つほど入りそうな位置を決め、中心を出します。また、ペンダントライトの大きさを決めるためにパースラインを引きます。
細部を描きます。ライトの大きさは奥へ行くほど小さくなります。
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