背景の描き方

山門の描き方

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山門を描いてみよう

山門とは仏教寺院の正門を指します。装飾が多く描くのが難しそうな印象を受けますが、パースを用いて綺麗に描けるように練習してみましょう。わからないところや細かい所は資料を見て描きます。


まずHLとVP、GLを取ります。2点透視で描いていくので奥側のVPを打って、正面側には簡易的なパースラインを設定してガイドとして描いておきます。


山門を資料を見ながら大まかに形作ります。山門の高さを決める際はGLからHLの高さ(約1.5m)から算出します。また山門の前に階段を配置してみました。階段の下にある道路のVPは正面側のVPと同じです。ついでに周りの樹木や植え込みなどの大まかな位置取りをしておきます。


ここまで描けたら清書をしていきます。まずは手前にある階段や道、植え込み、塀を描いていきます。塀にも屋根瓦がついていて勾配があるので垂直方向のVPに向かっていることを意識して描きます。地面は直線で描かない方が綺麗に見えます。


山門を描きます。これは必ず資料を見ながら描いていきます。今回は軒裏や瓦などの細かいディティールはあえて省略してシンプルにしてあります。描き込むのも良いですが、あまりやりすぎるとゴチャゴチャして汚くなることもありますので上手く調節しながら描きましょう。


最後に遠景に配置した樹木のアウトラインを描きます。

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