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クリエイター向けにおすすめのQuadro搭載BTOパソコン

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Quadroを搭載したパソコンを使ってクリエイターデビューしよう!

パソコンは複数のパソコンパーツから構成されています。その中でも重要と言われているのがグラフィックボード(GPU)です。パソコンで重たい処理をしたいなら高性能なグラフィックボードを選ぶことは、ある程度知識があるならもう常識化しています。

最近ではマザーボード上に直接搭載されているオンボードグラフィックと呼ばれているものも高性能化が進み、グラフィックボードが搭載されていなくてもある程度のことまで出来るようになっています。

ですが、オンボードではパソコン上の重たいソフトなどを起動するときには力不足ですし特にAdobe社製のソフトを多様するクリエイターはなるべくオンボード製品は選びたくありません。

また、一口にグラフィックボードと言っても、3DCGやゲーム、写真や動画の処理、アニメ制作などの作業ごとに必要になってくるスペックが多かれ少なかれ違ってきます。どれでも変わらないなんて思っている方がいるかもしれませんが、グラフィックボードにはそれぞれ特徴があるので快適に作業がしたいのであれば用途に適合したグラフィックボードを選んだ方が良いです。

クリエイター向けグラフィックボードの「Quadro」とは

一般的にパソコンでゲームを行う際に良いとされているのが「GeForce」ですが、クリエイター向けと呼ばれているグラフィックボードは「Quadro」という製品です。ではなぜQuadroはクリエイター向けと言われているのでしょうか。

そもそも「クリエイター向け」という単語がかなり大雑把なイメージですよね。そこがわかりにくい原因かもしれません。では「GeForce」が一般向け、「Quadro」が業務用向けと言うとなんとなくイメージがつかめませんか?

そうなんです。「Quadro」は写真や画像の編集などの法人(プロ)の方が使うことを前提で作られているグラフィックボードなのです。

業務用だと私たちではそこまで必要ないのでは?なんて思うかもしれません。ですが、クリエイター向けのアプリケーションを中心にパソコンを動かすのであれば、Quadroシリーズを選ぶ方が良いこともあります。

ではQuadroは他とどう違うのかを見ていきましょう。

Quadroのメリット

同じように見えて意外と違いの多い両者ですが、使っていて直接関係してくる違いは最大画面数の違いや色深度の違いです。

特に3画面以上でマルチディスプレイ環境を作りたいのならQuadro一択です。Quadroにはマルチディスプレイ環境をサポートする技術が使えるのでなんと最大8画面のディスプレイを接続出来ます。

そして私たちお絵かきをする人間にとって大切な色深度の違いです。色深度とはコンピューター上で表現可能な色の多さのことです。色深度が違うとコンピューター上で見えている色と実際に印刷したときに出る色に違いが出たりします。

Quadroのデメリット

もちろんQuadroには弱点があります。それはパソコンゲームなどのDirectX系3Dに弱いということです。この辺はGeForceが得意とする分野ですね。

QuadroはDirectXの3Dグラフィック性能が半分以下の価格のGeForce程度しかありません。そのためQuadroでゲームをしようとすると当然カクカクします。ゲームによっては最低スペックが満たせないので起動できないことだってあります。

このようにDirectXのグラフィック性能が要求されるアプリケーションには滅法弱いのです。ですが逆に言うとそれ以外で目立った弱点がないのでそういうアプリケーションを使わず、OpenGL系ソフトで3DCG制作や画像制作をメインにパソコンを使うのであればQuadroを選択したほうが良いです。

Quadroが搭載されたパソコンを購入するなら

クリエイターにとっての最高のパソコンを作るのであればQuadro一択ですが、パーツだけ購入してパソコンに取り付けようとするとGeForceより高価になります。また、パーツの交換にはある程度の知識が必要な上、手違いが起きるとパソコンが壊れてしまうほどです。

そこで、ある程度価格が抑えられなおかつ自分でパーツを入れ替えなくても良いパソコンを選ぶならBTOメーカーで購入するのが一番です。BTOメーカーはパーツも取り扱っているので大量に入荷しているので必然的に価格が抑えられ、なおかつ認定制度や安定性、サポート面の充実などもついてきます。

少し前まではBTOパソコンといえばGeForceが搭載されたゲーミングPCが主流でしたが、最近ではQuadro搭載のクリエイター向けのパソコンも増えてきています。その辺で購入するよりは格段にスペックが良いので新規でパソコンを購入する際は検討してみてください。

ちなみにQuadro搭載のノートパソコンはあまり一般で普及していないのでないものと考えた方が良いです。あったとしてもかなり高額になるので注意しましょう。

オススメのQuadro搭載パソコン

上記でBTOパソコンをオススメさせていただきましたが、一口にBTOパソコンと言っても多数のメーカーがあり、さらにそのメーカーからも無数のパソコンが販売されています。この中から選ぶのは一苦労なので、Quadro搭載のオススメのパソコンを何点か選んでみました。購入の際には参考にしてください。

ドスパラ「raytrek LC-M」

CPU Core i7-13700F(16コア/最大5.20GHz)
メモリ 16GB(PC4-25600/デュアルチャネル)
グラフィック NVIDIA T600 4GB
ストレージ 500GB NVMe SSD

raytrek LC-Mの価格を見る

パソコンの品質で選ぶならBTOメーカーはドスパラにするのがおすすめです。特にQuadro搭載パソコンで人気ナンバーワンの「raytrek LC-M」は価格が抑えられています。このくらいならサブパソコンまたはイラスト専用パソコンにするのもGOOD!ストレージ容量だけ少し不安なので気になるならカスタマイズで増やして上げましょう。

mouse「DAIV FX-I7N2A」

CPU Core i7-13700KF(16コア/最大5.40GHz)
メモリ 32GB(PC4-21300/デュアルチャネル)
グラフィック NVIDIA RTX A2000
ストレージ 1TB NVMe SSD

DAIV FX-I7N2Aの価格を見る

価格を少しでも抑えつつ、高性能なパソコンが欲しいのならmouseのパソコンです。特に「DAIV Z7-A2」なら十分なメモリ量が搭載されています。30万円でこの性能なのでコスパ最強のパソコンといっても過言ではありません。

raytrek 4CZQ40

CPU Core i9-13900KF(24コア/最大5.80GHz)
メモリ 32GB(PC4-25600/デュアルチャネル)
グラフィック RTX A4000(16GB)
ストレージ 1TB NVMe SSD

raytrek 4CZQ40の価格を見る

Quadroにはいくつか種類があり、その中でもハイスペックを誇っているのがQuadro RTX A4000です。このグラフィックボードだと他の製品より2倍以上の性能差が出ます。本気でクリエイターを目指したい方で絶対に妥協したくない方はハイエンドモデルを選びましょう。

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