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MMD(MikuMikuDance)制作におすすめのBTOパソコン

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MMDという単語を知っていますか?MMDとはMikuMikuDanceの略称で、お人形のようなポリゴンモデルを自由自在に踊らせることが出来るツールです。少し昔、ニコニコ動画で一大ブームになったので一度は見たことがある方は多いのではないでしょうか?

仮想空間の中で自分の思ったとおりに踊らせたり動かせることが出来るMMDですが、なんとフリーソフトとして配布されています。つまり誰でもキャラクターを動かしたり動画を作ったりすることが出来るというわけです。

ですがMMDは「3DCGを作るソフト」でもあるため生半可なスペックでは動作がうまくいかないことがあります。細かい作業をするのに画面がカックカクだとやる気もそがれてしまいます。MMDを快適に動かすためにはどのようなパソコンを使うべきなのか検証していきましょう。

MMDを動かすのに必要なスペックとは

まずは公開されているスペックを見ていきましょう。「VPVPwiki」というwikiに詳しく載っています。

グラフィックボード(2015年12月現在)

最低動作環境

RADEON 9500~X850、GeForce 5シリーズ以降
(SM2.0(DirectX9.0)対応ビデオカード)※Ver7シリーズ
intel 830GM/Intel GMA 900/IONで動いた実績あり
/ MME(外部拡張ツール)は左記のうちintel 830GMでは作動せず

推奨スペック

GeForce9600GT以降のグラフィックボード(開発環境より)
/ MMEはRADEON HD2xxxシリーズ以降・GeForce 8シリーズ以降(SM4.0(DirectX10世代)対応ビデオカード)
人気のモデル、背景、エフェクトを気兼ねなく使うにはGTX460以降かそれ以上です
快適環境 NVIDIA Geforce GTX950以降もしくは750TI以降のグラフィックボード

こちらがVPVPwiki様に載っている必須スペックとなっています。一般的に3DCGをパソコン上で作ったり動かしたりという作業にはグラフィックボードの性能が一番重要になってきます。そのためMMDでもグラフィックボードの必要スペックが通常のパソコンより高めになっているようです。

他にCPUの性能も最低限必要になるようですが、これからパソコンを購入するのであれば中古品やあまりにも安いものを購入するのでない限りクリアしているので問題ありません。

以上のことを考えるとMMDに最適解なパソコンを選ぶ際には「グラフィックボード」を基準に考えると良いようです。ではこのグラフィックボードはどれくらいの性能があれば良いのでしょうか。

快適環境以上のグラフィックボードが必要?

紹介されている快適環境としてグラフィックボードはGTX950以降もしくは750TI以降となっています。ですが、実際に買う場合はもっと上のパソコンが必須です。理由としてはゲームでいうMODであるモデルデータにあります。動画などでモデルデータを見て実際に自分も動かしてみたいと思った方は多いのではないでしょうか?

このモデルデータはモデルデータを大量に扱ったり、動画を作ることを考慮すると、最低スペックでは少々不安があるからです。他にもMMDをやりながら動画を見たりする場合もスペックが足りないとパソコンがカクカクになってしまいます。

これらのことを考慮するとグラフィックボードの性能はかなり高いものを使った方が良いのです。一昔前はグラフィックボードは性能が上がるにつれて非常に高価になっていって手が届かない値段になっていましたが、今ではかなり安くなり超高性能なグラフィックボードが気軽に買えるようになりました。なので、ぜひ買い換えるのであればGTX1080やGTX1070などのグラフィックボードがオススメです。

おすすめのMMD用BTOパソコン

超高性能なグラフィックボードが搭載されていてなおかつ安くパソコンを買うならBTOパソコンメーカーブランドのゲーミングPC一択です!ゲーミングPCってご存知ですか?オンラインゲームやパソコンゲームなどを快適にプレイしたい方向けにBTOメーカーが作っているパソコンのことです。

最大の特徴は選んだパソコンを自分好みにカスタマイズが出来るという点です。ゲーミングPCの弱点としてメモリの搭載量が少ないというのがありますが、カスタマイズ画面でメモリを増やしてあげればMMDにもペイントソフトとしても、動画編集用としても色々な用途でパソコンが使えます。

私のオススメのゲーミングPCブランドはドスパラの「ガレリア」、mouseの「G-Tune」です。品質で選ぶならガレリア、値段の安さで選ぶならG-tuneですね。この両方のブランドにはたくさんのパソコンが販売されていますが、どれを選んだらいいのか迷うでしょう。そのため今回はいくつかMMDにオススメのパソコンを選びました。

GALLERIA RA7C-R46

CPU Core i7-14700F(20コア/最大5.40GHz)
メモリ 16GB(PC4-25600/デュアルチャネル)
グラフィック GeForce RTX4060(8GB)
ストレージ 500GB NVMe SSD
GALLERIA RA7C-R46の価格を見る

多くのハイスペックPCはかなり大きめに作られているので置き場所に困ることが多数あります。ですがこのガレリア XVはミドルタワー型でフルタワー型より小さめに設計されています。置く場所がない方や小さめのパソコンが欲しい方にもピッタリです。

小さいからといって性能が低いということはありません。GTX1660 SUPERを搭載し、CPUがi7、ストレージに512GB NVMe SSD搭載など軒並みハイスペック構成になっています。ただし、512GBしかないとあっという間に容量がパンパンになってしまう恐れがあるため、2TB HDDを加えてから注文しましょう。

G-Tune DG-I7G70

CPU Core i7-14700F(20コア/最大5.40GHz)
メモリ 32GB(PC4-25600/デュアルチャネル)
グラフィック GeForce RTX4070(12GB)
ストレージ 1TB NVMe SSD

G-Tune DG-I7G70の価格を見る

G-tuneにはMMD推奨モデルがあります。この推奨パソコンを使ってG-tuneのマスコットキャラクターであるTuneちゃんを作成されていて、実際に使った感想などがあるので使い心地を確かめることができます。MMD制作者が実際に使ってみてこれならオススメできる!という太鼓判が押されたパソコンなので安心して購入出来ます。

ドスパラ「GALLERIA XL7C-R46-5」

CPU Core i7-13700H(14コア/最大5.00GHz)
メモリ 16GB(PC4-25600)
グラフィック 15.6インチ、GeForce RTX4060 8GB
ストレージ 1TB NVMe SSD
GALLERIA XL7C-R46-5の価格を見る

昔のノートパソコンはデスクトップより性能が低く、特にグラフィックボードは一回り以上性能が下と言われてきました。ですが今ノートパソコンのグラフィックボードは進化し続けて、高性能なものになるとミドルスペックのデスクトップパソコンの性能を軽く抜くようになりました。

もちろんMMD制作も快適に行えるくらいの性能になっています。こちらはそんなノートパソコンの中でもトップをいく性能を誇っています。ノートパソコンは一度購入すると後からパーツの交換を行ったり増設したりすることは困難です。そのため最初に購入する際はなるべく高性能なものを選んでおく必要があります。

ちょっと高めの価格ですが、それに見合った性能なのでノートパソコンでMMD制作を行いたいと考えている方はぜひこのモデルを購入してみてください。

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