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絵師になるには?初心者が0から人気絵師になる方法をプロが伝授!

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絵が描きたい!イラストが上手くなりたい!初心者で全く描く描けないけど絵師になるにはどうしたらいいの?何も描けないところから絵師になる方法をプロの漫画家が教えちゃいますよ。

人気絵師への第一歩!道具を揃えよう

絵師になるためにまずは道具を揃えるぞ!となると、ついつい身構えてしまいがちですが、大袈裟な道具は必要ありません。

プロが使うような大袈裟な道具はもっと本格的に描いてみたくなってからで大丈夫。まずは第一歩として揃えるべき道具を紹介しますよ。

アナログ

アナログの道具はとってもシンプル。紙と鉛筆と消しゴムさえあればOKです。

継続のためにも自分でテンションの上がるものを揃えるとさらに◎。

テンションが上がるような無地のノートに、鉛筆もしくはシャーペン、そして消しゴム。この3点を揃えましょう。

リングノートは手に当たって邪魔になるので避けた方が良いです。紙の厚みも筆圧に耐えられるよう薄すぎない方が良いですね。

また、製図用のシャーペンは高価でプロっぽいので選んでしまう初心者さんも多いですが、重さがあってイラスト向きではないので避けましょう。

消しゴムは軽い力で消せるものが良いですね。プラス株式会社のエアイン消しゴムやサクラクレパスのピュアスリムあたりはプロの間でも人気です。

あとはデザインや描き心地でシックリくるのを選べば良いですよ。

初心者向け!アナログイラスト制作のために揃えたいおすすめのアイテム

余力があればデジタルでも

かなりお金はかかりますが余力があればデジタルも揃えるとカラーイラストにも気軽に取り組めて良いですよ。

初心者さんにおすすめなのがタブレット端末です。いつでもどこでも描ける気軽さは毎日描くという習慣付けの手助けをしてくれますよ。

コスパNo. 1はドスパラのraytrektabシリーズ。安価なのにメモリもストレージもタップリ大容量でサクサクです。

描き味にもこだわりたいならiPadシリーズがおすすめ。iPad AirやiPad miniでもApple Pencilが使えるようになったのでProと比べて遅延や視差はあるものの描き味良好です。

アナログからデジタルに切り替える時にやるべき事とおすすめ機種

挫折しないで描いて描いて描きまくれる方法とは?

毎日コツコツ描き続けるのが上達への近道だと頭ではわかってはいるけれど、思ったように描けない事が続くとついつい挫折してしまいますよね。

挫折せずに、毎日描いて描いて描きまくるにはどうしたら良いのでしょうか?

まずはデッサンでも模写でもなく「トレス」

いきなりデッサンの勉強から入ったって、最初はチンプンカンプンだし超絶につまりません。つまらないのは続かないですよね。

でもデッサンのわからない状態で1から描いても上手くいきません。だったら模写が良いのか?とも思いますが、模写も最初は上手く描けず難しく感じてやはり挫折の原因となるでしょう。

初心者さんが挫折せず、毎日描いて描いて描きまくるためにやった方が良い事。それは「トレス」です。

見本のイラストを下に置いてひたすらなぞっていきましょう。しかも、『顔だけ』とか『バストアップだけ』のように描きたい所だけでOKです。

まずは「毎日机に向かって描く」という事に慣れて、描く楽しさを体に心に染み込ませていきましょう。

慣れたら骨格や筋肉を意識してアタリを入れながらトレスする

トレスに慣れてきたら自分なりに骨格や筋肉を意識してアタリを入れてからトレスするようにします。

そうする事で見本のイラストの中のノウハウを学び取る事ができます。

この段階で初めてデッサンを教えている本やサイトを見て、骨格や筋肉の動きをちょっとだけ勉強しながらアタリの取り方を学び進めていきます。

トレスに慣れてきたら模写にも挑戦してみる

トレスに慣れて、アタリの取り方もさまになってきたら、模写にも挑戦してみましょう。

見本を見ながらアタリを取って、そこから見本通りに仕上げていきます。上手くいかなかったらまたトレス+アタリに戻ってもOK。

模写も上手く描けるようになってきたら、自分オリジナルのイラストもグッと上手く描けるようになっているはずです。

模写で上達したい!実物とイラストどちらを模写?

描いたイラストは全て保存しておこう

過去のイラストになればなるほど下手くそに感じて恥ずかしいですが、過去に描いたイラストは失敗も含めて全て保存しておきましょう。

後々振り返って、「こんなに自分は成長したのか!」とビックリするはずです。自身の成長は大きなモチベーションになります。

是非全て保存して、月単位、年単位で定期的に見返しましょう。

毎日の習慣にしよう!習慣化するための3つのコツ

描くのは簡単でも描き続けるのは難しいですよね。ですが、習慣化さえしてしまえばあとは簡単です。

完全に習慣化されると頭で「やろう」と思わなくても自然と体が動くようになります。習慣化のコツを3つご紹介しますよ。

毎日やっている〇〇の後に机に向かってペンを持つと決めよう

習慣化のコツの1つは、すでに習慣化している事に関連付けてしまう事です。

毎日やっている事、例えばごはんだとか歯磨きだとかお風呂だとか、すでに毎日やっている事とセットにしてしまえば習慣化されるのが早くなりますよ。

できない日のために簡単な代わりのルールも決めておこう

挫折の原因の1つに、できない日が1日でもあると「もうダメだ」と感じてしまい諦めてしまう事が挙げられます。

そのためにも、忙しかったり事情があってできない日のためのハードルを低くした代わりのルールを決めておくと良いですよ。

例えば、「1日歯磨きの後に1時間机に向かってペンを握る」と決めたとして、忙しくて1時間もできない日は「10分間でOK」にしたり、旅行やイベントで机に向かう事すら困難な日は「手帳やメモ帳を持ち歩いて渦巻き10個描けばOK」にしたりなど、ハードルを下げたクリアできそうな課題にするのがポイントです。

ちなみに渦巻きは、思うようにペン先を動かす訓練の1つです。1mm間隔の渦巻きを中心からスタートしてぐるぐると描いていきます。なるべく綺麗な円になるよう、1mm間隔をキープしながら描いくだけ。これが綺麗に描けるようになるほど思い通りの線が一発で描けるようになります。時間が無い時の訓練にオススメです。

習慣化を助けてくれるアプリを活用しよう

習慣化を助けるためのいろいろなアプリがありますが、なるべく「クリアした事を気持ち良いと感じさせてくれる」アプリを選ぶようにしましょう。

例えば、できた時にボタンを押すと気持ちの良い音が鳴ったり、できた日が続くと何かが増えたり。やり遂げた後に脳の快楽物質がブチュッと出るようなアプリが望ましいです。

アプリ選びで気を付けたいのが、「できない日が続くと罰がある」ようなアプリは焦りや罪悪感を芽生えさせ逃げ出したい気持ちを生み、かえって習慣化の妨げになります。ゆるく楽しくコツコツ描き続けるのが理想なのでそのようなアプリは避けて、達成した時に気持ちよくなれるアプリを選びましょう。

ながら作業でOK!楽器の練習と同じで毎日続けるのが大事

ゆるく楽しく“描き続ける”のが大切なので、アニメや動画を見ながら、音楽や配信を聞きながら、などのながら作業で全然OK!

「これは勉強だ!上達するための修行だ!」と思うことでモチベーションが上がるなら良いのですが、数ヶ月だけの短期間なら良いのですが、理想は何年も毎日コツコツ描き続ける事で、それには楽しさやある程度のゆるさが必須です。

「大好きなキャラのここが好きだからここだけ描こう」「手や足の指は面倒そうだから描かない」こんな感じで全然OK。

楽器の演奏と同じで、毎日描くとどんどんペン先が思い通りに動くようになっていき上達していきますし、何日も描かないと指がなまってどんどん描き方を忘れていきます。

「このトレスで多くの技を勉強するんだ!」なんて意気込まなくて全然OK。楽しい!と感じる絵を描き続けましょう。

まとめ

毎日描く。普通の人はそんな事やってないですから、だからこそそれだけで画力がメキメキ上がっていきます。

いきなり自分の力だけで描こうとするのではなく、まずはプロから技を学び取るろこから。右も左もわからない初心者さんがプロのイラストから学び取るには「トレス」が最も有効です。

毎日机に向かってコツコツと大好きなイラストをトレスしましょう。1年後には立派な絵師になれているはずですよ。

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