「Quickposes」大量のポーズやパーツごとの写真でクロッキー

投稿日：2019.07.10　更新日：2019.07.10

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

ポーズ人形や3Dのポーズを模写するのはとっても勉強になりますが、筋肉や骨格の躍動感や存在感は実際の人物を見てクロッキーをするのが1番勉強になります。今回はクロッキー用の写真を自動で次々と表示してくれるサイト「Quickposes」をご紹介。

そもそもクロッキーって何で良いの？

クロッキーが絵の勉強になるとはよく聞きますが、具体的にクロッキーをすると何が上達するのでしょうか。

対象物を5～10分以内という短時間で描き上げるクロッキー。丁寧に時間をかけて描くのとは違い、雑になったり、慣れないと頭がパニックになってしまったり、どこが勉強になるの？と疑問に思う人もいるかもしれませんが、実はこの短時間で描き上げるという作業は絵の底力をググっと上げてくれるんです。

短時間で描くと、頭が真っ白になってきますよね。そうすると先入観を捨てて対象の純粋な形を捉えられるようになりますし、「どの線を選べば最もそれらしくなるのか？」瞬時に取捨選択をするので、たくさんのポーズをいくつもいくつも描く事でそれらがインプットされていって、いざという時に的確な描写が出来るようになります。

それに短時間なので時間が無い中でも練習する事ができますし、絵を描く前のウォーミングアップとして軽くクロッキーをやる人もいます。良い事たくさんですね。

「Quickposes」の使い方

クロッキーは対象にするポーズが時間毎に次々と切り替わるのが理想です。この「Quickposes」はまさにその理想のポーズ集サイト。「Quickposes」を使ってクロッキーをしてみましょう。

Quickposes Timed practice

対象物、表示時間、枚数などの設定方法

「Quickposes」の「Timed practice」ページを開くとこのような画面になります。

上から、自分の描きたい対象物、男か女か、服無しか服有りか、表示時間、表示枚数、モデルを逆さまで表示させるか、を設定できるようになっています。

対象物は全身や顔、手、足といったパーツだけでなく、動物や背景も用意されています。自分が1番勉強したいものを選ぶ事ができるのは嬉しいですね。

自分の好みに設定したら、下のstartボタンでクロッキー開始。メールアドレスは入力しなくてもOKです。startを押したら次々と写真が表示されていきますよ。

いざクロッキー！クロッキー中の画面解説

右上のボタンで白背景と黒背景の切り替え、画像のスキップ、クロッキーの終了ができます。右の赤い「Report & Skip bad image (2)」ボタンは不適切な画像の報告ボタンです。1度のセッションで2回まで押せます。

写真の下には、一時停止ボタンと、残り時間、残り枚数が表示されています。一時停止が出来るので、お手洗いに行きたくなっても安心ですね。

表示時間は30秒から300秒（5分）の間で設定可能です。まずは10枚からはじめてみて、自分にあった時間と枚数を探っていくと良いですよ。

まとめ

モデルさんが居ないとなかなか難しいクロッキーも、「Quickposes」ならとっても気軽にする事ができます。対象物を細かく設定できるのでより効率的にクロッキーを進められますよ。画力の向上に是非役立ててくださいね。