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iPhoneでイラスト!プロ漫画家おすすめ極細スタイラスペン3選と自作ペン

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去年はクリスタのiPhone版がリリース、先日もAdobeからiPhone向けの「Fresco」がリリースされ、iPhoneで絵を描く波がジワジワと来ています。今回はiPhoneで絵を描く時におすすめ!プロの漫画家が選んだ極細スタイラスペン3つと、自宅にある物で出来るかんたんなスタイラスペンの自作方法をご紹介しますよ。

実は超かんたん!細いスタイラスペンを自作して無料で試し描き

「iPhoneでイラストや漫画を描いてみたいけど、スタイラスペンを購入するほどたくさん描くかはわからない……。」そんな人は、まずは自作のスタイラスペンから試してみましょう。

スタイラスペンを自作するのは実はとってもかんたん。お家にある物ですぐにできちゃうんですよ。用意するのはたったの2つ。さっそく作り方をご紹介します。

自作スタイラスペンはアルミホイルをやわらかく巻くだけ

用意するのは綿棒とアルミホイル。この綿棒に、綿棒にアルミホイルをやわらかく巻くだけなんです。

アルミホイルは通電するので、タッチペンの形に似たものに巻くだけであっという間にタッチペン代わりになっちゃいます。

とくに綿棒は、ほどよく細いですし、丸みもあって柔らかいのでアルミホイルも破れ辛く液晶も傷つきません。

「iPhoneで絵を描いてみたいけどスタイラスペンを買うほど描くかわからない……」という時は、自作のスタイラスペンなら無料で試し描きできるので良いですね。もっと描きたくなったらスタイラスペンの購入を検討しましょう!

スタイラスペンを自作する時の注意点は極細にしすぎない事

アルミホイルで作るスタイラスペンにも限界があります。細すぎると反応が悪くなるのでどんなに細くても5mm前後になってしまい、細かいイラストになると描き辛いです。

綿棒よりももっと細いペン先が良いからといって、ボールペンのような先の尖ったものを使うとアルミホイルの先が破れたり液晶を傷つけてしまう原因にもなります。

アルミホイルを巻くのは、綿棒のような細すぎないほどよく丸みのあるものや、やわらかいもの、弾力のあるものにしましょう。

イラスト用スタイラスペン絶対失敗しないための2つの注意点

スタイラスペンは、ゲームをする目的やビジネスでメモ書き目的など購入理由は様々ですから、レビューが良いからといってイラストにも向いているとは限りませんよね。

イラストや漫画を描くために購入する場合、絶対失敗しないための2つの注意点があります。ここを注意すればもうスタイラスペン選びに失敗しませんよ!

実は筆圧感知なし?説明文のミスリードに注意!

安いスタイラスペンの中には筆圧感知に対応しているように錯覚させる説明書きをしている物も多いです。が、残念ながら、3,000円以下の価格で筆圧感知付きのスタイラスペンはまずありません。

大半は筆圧でなく線を引くスピードをアプリ側が感知して強弱を付けてくれているだけです。つまりペンではなくアプリ側の機能です。ここを誤解してカスタマーQ&Aに「筆圧感知ついてます」と答えてしまう人もいますが、スピードでの強弱と筆圧での強弱は描き味に大きな差が生まれるのでメモ書きでなくイラストを描く目的なら注意が必要です。

商品説明に「筆圧感知付き」とハッキリ書かず「感度良好」や「なめらかな描き味」などぼかして書いてある場合は間違いなく筆圧感知無しです。

それを知った上で購入するなら良いですが、筆圧感知もほしい場合は購入時に気を付けましょう!

対応機種に注意!Androidのみやタブレットのみ対応の場合も

意外と失敗しやすいのが対応機種です。例えばWacomのBambooシリーズは対応機種の違うものがいろいろと出ています。

スマホでも使えるスタイラスペンで、さらに筆圧感知も付けるとなると、かなり難しいです。「iPhoneでもAndroidでもタブレットでも使えるよ!」といった筆圧感知付きのスタイラスペンは珍しく、“iPhone 筆圧感知 スタイラスペン“で検索をしてもiPhone非対応のものがゴロゴロと引っかかります。

「これ良さそう!」と思っても、すぐ購入せずに自分の機種に対応しているかをよく確認しましょう。「買ったはいいけど使えない!」なんて事を防げますよ。

イラストを描くならコレ!イラスト向きスタイラスペン3選

もしもスマホでもっとイラストが描きたくなった時どのスタイラスペンが良いのでしょうか?おすすめの極細のスタイラスペンをプロの漫画家が3つ厳選してご紹介します。

気軽に描くならコレ!『U-miss スタイラスペン』

見た目もオシャレなこのスタイラスペン。充電方法も専用のUSBケーブルにマグネットで取り付けるというオシャレっぷりです。オシャレなだけでなく細さも1.45と極細で感度も良好です。

筆圧感知は非対応ですが、価格の割に感度が良いのでSNSやブログ向けに気軽にかんたんなイラストや漫画を描きたい人におすすめですよ。

  • 筆圧感知なし
  • USB充電式
  • 2,580円

U-miss スタイラスペン

筆圧感知ありの描き味お墨付き!『ワコム Bamboo Fineline』

筆圧感知ありの本格派スタイラスペン、ワコムのBambooシリーズの中でもiPhoneで使用できる『Bamboo Fineline』は、極細スタイラスペンにありがちな線の途切れや反応の鈍さがほぼありません。

筆圧感知の具合も、よくある「感度が悪くて突然太くなったり細くなったりする」というものではなく、力の強弱を繊細に拾ってくれます。

「iPhoneでもがっつり描きたい!」という人におすすめです。

  • 筆圧感知あり
  • USB充電式
  • 8,228円

ワコム Bamboo Fineline

有線だから感度◎!筆圧感知も対応『ソナーペン スタイラスペン』

安くて筆圧感知のついている描き心地の良いペンが欲しい人におすすめなのがコチラ、『ソナーペン』です。Bluetoothではなく有線で繋ぐタイプだから安いのに感度◎!充電不要でペンも軽いです。

1つ注意点は、イヤホンジャックで接続するのでiPhoneの場合はiPhone付属の変換コネクタが必要です。もし無くしちゃった人は変換コネクタもセットで購入しましょう。

筆圧感知が付いていて、感度も良好なスタイラスペンでこれ以上に安いペンは今のところありません。コスパ最強のスタイラスペンです。

  • 筆圧感知あり
  • 充電不要
  • 3,980円円

ソナーペン スタイラスペン

まとめ

iPhone向けのお絵描きアプリがいろいろ出てきたので、ちょっとiPhoneでもイラストを描いてみようかな?という気持ちになりますよね。

「でもiPhoneでイラストって描き辛そうだし続くかわからない……」なんて場合はまずは自作のスタイラスペンから試してみて。

もっと描きたい!と思えたら、イラスト向けのスタイラスペンの購入がおすすめです。

スタイラスペンをイラストを描く目的で購入するとなると、相当な精度が求められるので、選ぶときには注意が必要。今回ご紹介した2つの注意点をチェックしながら、自分だけの1本を見つけましょう!

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