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iPad OS 13.1は漫画やイラストを描くのにどんな変化をもたらすか

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iPad向けのOS、iPad OS 13.1が話題を呼んでいますね。今iPadをソフトウェア・アップデートすればすぐに使用できます。

追加された機能がたくさんありすぎて追いつくのが大変ですが、漫画やイラストを描く人にとって便利になった点は具体的にどこでしょうか。まとめてみました。

Apple Pencilがパワーアップ

漫画やイラストを描くうえで1番嬉しいポイントはやはりApple Pencilの描き心地の向上ではないでしょうか。

今回のiPad OS 13.1ではApple Pencilの反応速度がアップしてよりスルスルと気持ちよく描けるようになりました。手描きの感覚にさらに近付いてますますお絵描きが楽しくなりますね。

ダークモードで目に優しく

iPad OS 13.1には待望のダークモードが搭載されています。

長時間画面と睨めっこする事の多い漫画やイラストの作画作業。疲れ切った目でホワイト基調の画面を見ていると目が痛くなってくる事もあります。ダークモードにすれば目への負担も軽減されるので有難いですね。

Slide Overで複数のアプリを切り替えられるように

これまではSlide Overは2つのアプリだけしか選べませんでした。それでも右隅に資料を表示させて並べながら絵が描けるのは便利でしたよね。

そんなSlide Overがパワーアップして複数のアプリを切り替えられるようになりました。例えばSafariやPinterest、3Dの人体模型アプリなど、資料にしたいアプリを複数右隅に置いてスワイプで次々と切り替える事が可能です。

USBやSDカード等の外部ドライブへアクセス可能に

iPad OS 13.1からはUSBやSDカード等の外部ドライブへのアクセスが可能になりました。

これまではパソコンを経緯しないとアクセスできませんでしたが、iPad OS 13.1のファイル機能で直接アクセス可能になったので、デジカメで撮影した資料写真やUSBに保存した画像の読み込みがよりスムーズにできますね。

SMB経由でPC内のフォルダに接続できるように

PC内のフォルダへの接続もできるようになったので、共有フォルダを作成してそこに保存しておけばPCに保存したデータの修正をしたり素材や資料画像を読み込む事も出来るようになりました。

デジカメで撮影した背景資料用の写真なんかは容量も大きく全てをiPadに保存するわけにはいきませんし、必要なファイルをいちいちオンラインストレージ経由で共有するのも面倒でした。SMBに対応した事でiPadでより本格的な作業が可能になりましたよ。

Zip圧縮、解凍、ファイル情報の表示ができるようになった

ネットで素材やフォント等をダウンロードする時、クライアントや編集部とデータをやり取りする時、iPad OSではzip圧縮や解凍をファイル機能でスムーズに行えるようになりました。

ファイル情報の確認も出来るようになったので画像のサイズやファイル形式を間違えて保存していないか見る事もできます。

カスタムフォントがインストール可能に

漫画やイラストを描くとき、フォントにもこだわりがある人は多いですよね。

iPad OSではカスタムフォントをインストールして好きなアプリ内で利用できるようになりました。これまではフォント用のアプリを経由してちょっと手間をかけないとクリスタ等では使えなかったので嬉しいですね。

Siriから世界中のライブラジオステーションが再生可能に

TuneIn、iHeartRadio、Radio.comで配信されているラジオ放送がSiriに声をかけるだけで再生されるようになりました。

いちいちアプリを切り替えなくてもSiriにラジオ局の名前を伝えるとかけてくれるので集中力を途切れさせる事なく選局できます。作業用BGMにラジオをかけるのが好きな人は試してみてはいかがでしょうか。

その他

お絵かきにはあまり関係ありませんが、他にもいろいろな変更点があります。

  • マウスやゲームコントローラーが使用可能
  • スクリーンショット撮影→描き込む作業がより便利に
  • スワイプしなくてもホーム画面でウィジェットが表示できるように
  • Split Viewで同じアプリも2つ並べて開けるようになった
  • App Exposéでアプリ内の開いているウインドウを一覧表示可能
  • ジェスチャーでテキストのコピー、カット、ペースト、取り消しが可能
  • フローティングキーボードで好きな場所にキーボードを設置できるようになった
  • フローティングキーボードのQuickPathを使えばテキストの片手入力が可能

PCと比べて不便に感じる人の多かったテキスト入力関係がかなり改善され、マウスにも対応した事で、iPadをノートPC代わりにする人がこれまで以上に増えそうですね。iPadの今後の進化に期待が膨らみます。

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