正確な色を判別するためにキャリブレーションを行おう

投稿日：2017.02.13　更新日：2017.02.13

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Wacomの製品の中で液タブのオプションとして販売されている「Wacom Color Manager」というデバイスがあります。

Wacom Color Managerとは

これはCintiq 27HDの専用オプションデバイスですね。このデバイスは使用している各デバイスで画像の色精度、コントラスト、輝度が同じかどうかを判別出来るようになっています。人間の目は完璧ではないので色の精度を正確にするためには測定できるツールが必須です。

ディスプレイを複数使っている方ならわかると思いますが、色の見え方は各ディスプレイごとに全然違ってきます。液タブだとそれがより一層顕著で、描いていたイラストを別のディスプレイに映してみると色が全然違ったりなんてことはしょっちゅうあります。

思ってた色が表現できず、鮮やかな色で塗ったと思ったのに実際には色あせていたなんてことがないようにするためにもこういった色調整出来るデバイスは最低一つは欲しいです。

とはいえ、Wacom Color ManagerはCintiq 27HD専用のデバイスなので13HDや22HDを使われている方は別の製品を使わなくてはいけません。

オススメはX-riteのDisplay Pro

本製品は海外製ですが日本語の説明もありわかりやすく、簡易モード搭載なので初心者でもセットアップは簡単です。使い心地もWacom Color Managerに引けを取りません。

「おすすめの液晶タブレット（液タブ）と特徴、選び方」でも紹介した27HDを購入しようと考えている方やすでに所持している方はWacom Color Manager、それ以外の方はDisplay Proが良いでしょう。もちろんですがDisplay Proは液タブだけでなく通常のパソコンにも使えます。

Wacom Color Manager