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絵が上手い人はモノの見方が違う!

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デッサンなどで、同じ物を描いているはずなのに上手に描ける人とそうでない人がいるのはなぜでしょうか。才能の差と言われるかもしれませんが、実はそうでもありません。絵が上手に描ける人はそうでない人とモノの見方が違っているのです。その見方を身につける練習をすれば、後からでも絵は上達します。今回はその絵が上手い人の「見方」について解説していきます。

絵が上手くなるためには反復練習などはかかせませんが、より大切なのはものの見方や観察の仕方です。絵がうまくなった、上達したと感じたとき、それはモノの見方が上達したということなのです。

人はどのようにモノを見ているのでしょうか。実は同じモノを見ていても、その見方には個人差が結構あります。絵が上手に描ける人は、おそらく共通して色々な見方、切り口など観察することで様々な情報を得ることが出来ます。それはモノの輪郭だけを追いかけたり、モノとモノとのつながりや関係を見たり、またはその骨組みを想像したりというものがあります。

モノの見方や観察の仕方の一例としては、輪郭を見る方法や大きさを比較する方法、プロポーションを見る方法や奥行きを見る方法、仕組み構造を見る(想像する)、傾きや重心を見る、光(陰影)を見るなどがあります。普通の人は輪郭だけを見て描いていますが、絵が上手い人はそれ以外もきちんと見ているのです。今後絵を描く際に、これらを考えながら見てみると良いでしょう。

陰影については「陰影を意識した立方体・球体・円柱の塗り方」の記事を参考にしてください。

他にも「初心者向けイラスト制作講座」にはお絵かき上達のための記事がたくさんあります。

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