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下描きレイヤーにペン入れしちゃった時の2つの対処法

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ペン入れしていると恐ろしい事に気が付いた……。線画レイヤーじゃなくて下描きレイヤーに直接ペン入れしている!そんな時って意外とありますよね。今回は間違って下描きレイヤーに直接ペン入れをしてしまった時の対処法を2つご紹介しますよ。

ペン入れが完成した後に下描きレイヤーだと気付いた時

ペン入れが完成してほっと一息ついたのも束の間、間違えて下描きレイヤーにペン入れしていた事に気付き放心状態に……。



安心してください。とっても簡単にペン入れの線だけを抽出する事ができますよ。



まずは「明るさ・コントラスト」で下描きの線を消しちゃいましょう。ペン入れを黒以外でしていた場合、ペン入れの線の色が変わってしまいますが、下描き線を消した後に色調補正で修正すれば良いので気にせずやっちゃいましょう。

背景色を非表示にして線画だけ抽出されているか確認しましょう。「明るさ・コントラスト」だけでは全て飛ばなかった場合は、「編集>輝度を透明度に変換」をすれば消えてくれます。

たったこれだけでOK!



線画だけ抽出する事に成功しました。

ペン入れ途中に下描きレイヤーだった事に気付いた時

もし気付いたのがペン入れ中だった場合、下描き線を消してしまうわけにはいかないので先程の対処法は使えませんよね。



そんな場合でもご安心を。こちらもとっても簡単な方法で線画のみ抽出できますよ。



「色域選択」で線画の色を選択します。アンチエイリアスがかかってなければ、綺麗に選択されますよ。アンチエイリアスがかかっている場合は色の許容範囲を少しだけいじって調整しましょう。

線画部分を選択できたらカット&貼り付けをします。クリスタなら「カット&貼り付け」ボタンを押せばワンタッチなので楽々ですよ。

これだけでレイヤーを下描きレイヤーと線画レイヤーにわける事ができます。



これで安心してペン入れの続きができますね。



ペン入れが完成したら楽しい仕上げ作業が待っています。頑張りましょう。

まとめ

下描きレイヤーにペン入れしちゃうってわりと絵描きあるあるですよね。ペン入れって大変だから、間違いに気付いたときの絶望感ったらありません。

そんな時は慌てずに、今回ご紹介した対処法を試してみてください。意外と綺麗に線画だけ抽出する事ができますよ。

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