ドクターマーチンが2019年末に国内販売終了！魅力を振り返る

投稿日：2019.05.20　更新日：2019.05.10

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アナログでプロの間でも非常に愛用者の多いカラーインク、ドクターマーチンがなんと2019年の12月31日で国内販売停止になってしまいます。購入したいなら今のうち!ドクターマーチンのインクの魅力やおすすめのインクを改めて振り返ってみました。

ドクターマーチンは抜群の発色の良さ

プロの間でも人気の理由は何と言ってもその発色の良さです。鮮やかで透明感のある色味はそれだけで画をパッと華やかにしてくれます。

繊細なグラデーションもつくりやすく、鮮やかな色でつくられる柔らかな表現は、優しい印象とインパクトの両方が共存する魅力的なイラストにしてくれます。

「名探偵コナン」の青山剛昌先生や「神風怪盗ジャンヌ」の種村有菜先生など多くの美麗カラーで有名な漫画家さんが愛用しているので、憧れの画材として名前を上げる人も多いですよね。

実は高くない?ドクターマーチンは1本で長く使える

ドクターマーチンは高くてなかなか手が出せないという声も多いですが、1本でたくさん使えて非常に長持ちするので、長い目で見ると実はそんなに高くないんです。

ドクターマーチンのインクは濃度が非常に濃いので、1回の使用では付属のスポイトで1～2滴だけたらして水で薄めて使うのが基本です。多くても5～10滴ほどしか使いません。

ごく少量ずつしか使わないので1本で何年も使えます。コピックよりも全然長く使えるので、長い目で見るとすごくお得なんですよ。

水彩と混ぜて使っても◎

ドクターマーチンは蛍光色のようにパッと明るい色が多いですよね。この色を水彩の絵の具に混ぜて使うと、それだけでいつもの水彩画が華やかさアップするんです。

「ドクターマーチンのインクのセットを買ったけど、中に明るすぎて使い辛い色がある…」という人は、水彩と混ぜて使ってみたら新たな発見があるかもしれませんね。

ドクターマーチンのおすすめインク

人気のドクターマーチン。「使ってみたいけど、たくさんあってどれを買っていいのかわからない!」という人のために、おすすめのインクをご紹介します。

ドクターマーチン ラディアント

定番のカラーインクです。華やかで透明感のある発色は惚れ惚れします。色数も豊富で、繊細なものからインパクトあるものまでさまざまな表現が可能です。

ラディアント

ドクターマーチン ペンホワイト

つけペンのペン先につけて使えるホワイトインクです。細かい粒子なのにしっかりと白色が乗るので細かな修正でも簡単綺麗にできます。Gペンにつけてホワイトをとても細かく入れる事で、煌びやかで美麗な原稿に仕上げる事も可能です。

ペンホワイト

ドクターマーチン シンクロマチック

ラディアントよりもさらに透明度の高いカラーインクです。塗料のみなので万年筆のインクとしても使えます。Fluid Writingの好きなインクを入れて使えるフェルトペンに使用すれば、お気に入りのカラーをペンとしても使えちゃいますよ。

シンクロマチック

まとめ

Jトーンの販売終了に続いてドクターマーチンのインクまで販売終了だなんて、アナログの描き味の良さがどんどん廃れていくようで寂しいですね。ドクターマーチンのインクが好きだった人も、憧れていていつか欲しいと思っていた人も、買えるのは今のうち。来年になったら購入できるのは店舗の在庫限りとなってしまうので、後悔の無いようにしたいですね。