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受賞者が担当編集を指名できる漫画賞が登場!

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月刊コミック@バンチが4月から新しくなり、新人賞も一新!年齢・キャリア一切不問なだけでなく、なんと受賞者は担当編集を自分で指名できるんです。記念すべき第1回は締め切り6月29日まで。今からでも間に合いますよ!

今までは誰が担当になるかは編集部側で決めていた

漫画家を目指す人にとってその後の運命を左右すると言っても過言ではない担当編集。今まではどうやって決められていたのでしょうか。

基本の形は漫画を投稿→受賞→会議の時にその作品をもっとも推していた人が担当になるというものです。担当になりたいと名乗りを上げた人が何人もいた場合は、誰が担当になったら相性が良さそうか話し合いをして決められます。

次によくある形は、選外でも期待できると感じた人に編集の人が自ら名乗り出て担当になるというもの。その場合は編集部から電話が来たり、返ってきた原稿に名刺が入っています。こちらも作品を気に入ってくれた人が担当になります。

最後のひとつは持ち込みや紹介で見てもらった編集の人がそのまま担当になってくれるというものです。この人は伸びそうだと感じてもらえたらアドバイスの後にそのまま名刺を渡されて担当になってもらえます。一番作品を評価してくれた人ではない、という点がちょっとネックですが、他にさらに相性の良さそうな編集がいたらデビュー後に担当が変わったりするので、そこまで心配する必要はないでしょう。

基本的には一番評価してくれた人が担当になるので、相性が悪いという事は基本的にはおこりにくいです。でも人間的な相性はまた別の話ですし、誰が担当になってくれるのかわからないというのはやっぱり不安ですよね。

「新潮社バンチ漫画大賞」なら担当編集指名可能!

そんな不安をとっぱらってくれたのが今回新しく設立された「新潮社バンチ漫画大賞」です。募集要項を見ると今までになかったものが多くありますが、投稿者にとって何より有難いのは、担当編集指名可能という点ではないでしょうか。

受賞者はそれぞれの編集の得意分野を聞いたうえで、どの人に担当になってもらいたいかを指名できます。自分の作品、描きたいものを一番よく知っているのは自分自身。自分の描きたいジャンルに一番合う人は誰か選ぶ事ができるのは嬉しいですよね。

他にも募集要項には「年齢、経歴を記入する必要なし」「web発表漫画の応募も大歓迎」「原稿返却の郵送費は編集部負担」などなど、驚くことがたくさん書かれています。

投稿歴が長くなるとどうしても年齢がネックになってきてしまいますが、そんな中で年齢、経歴を記入しなくて良いとなると、年齢の固定概念にとらわれないで純粋に作品を見てもらいたいという人には嬉しいですよね。

まとめ

いろいろなデビューの場が増えてワクワクしますね。漫画家を目指している人はもちろん、一度は諦めてしまって趣味でwebに発表するだけにとどまっている人も、これを機に投稿してみてはいかがでしょうか。

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