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漫画投稿者必見!自分の個性や長所を簡単に知る方法

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編集者から辛辣な言葉をもらったり、投稿歴が長くなってくると「自分の長所ってなんだろう?」と迷ってしまいますよね。個性が無いと言われてどうしていいかわからなくなる人も多いです。短所を直すより個性や長所を伸ばした方が魅力的な作品になると言う編集さんは多いです。その個性や長所が自分でわかれば迷いはなくなると思いませんか?分析の方法はとっても簡単ですよ。

上手い!面白い!と感じるものは自分の「長所」に繋がる

知っていましたか?漫画を読んで、この絵すごいな!このシーン面白い!そう思ったところは、そのまま自分の長所に繋がるんです。

同じものを見ていても人によって心に引っかかるところは全く違います。同じシーンでも、ある人はパースのきいた奥行きある画面に魅力を感じて、ある人はキャラクターの繊細な表情に魅力を感じるでしょう。線の強弱のつけ方にグッとくる人もいれば、髪のなびかせ方に感動する人もいます。

ストーリーづくりも同じです。さり気なくはられた伏線にグッとくる人キャラクターのリアルなセリフまわしにグッとくる人。シンプルなコマ割りに魅力を感じる人もいれば複雑なコマ割りに胸が熱くなる人もいるでしょう。「なぜ自分はその漫画を面白く感じたか?」たくさん分析してみてください。

人は自分の中にまったく無いものは心にひっかかりません。自分の中にもそれを描きたい!という気持ちが潜在意識にあるからこそ心にひっかかるんです。

私も女の子のボディラインはテンションが上がりますが、男の子のボディラインは描いても楽しくなくて悩んでいました。ある時、男の子の仕草やシチュエーションとそれに対しての女の子の表情にグッときている自分に気付いて、意識して描くようにしたら評価が跳ね上がったんです。自分の好きな部分は描けば描くほど伸びます。それは立派な長所になってくれますよ。

好きなものをとことん突き詰めればそれが「個性」

よく個性を意識して変わった事をやろうとする人がいます。私も学生時代はそうでしたが、そのほとんどは失敗し編集部から酷評を受けました。個性を出そうと思って変わった事をするのは個性ではなくただの奇抜です。奇抜なものはニッチなファンは会得できるかもしれませんが、大衆受けを狙う商業誌においてはマイナスに取られてしまいます。

大事なのはわざとやろうとするのではなく、自分の奥深くから「滲みださせる」ことです。ではどうするのか?

よく「萌えを詰め込め」と編集の人は言います。何も可愛い女の子やイケメンな男の子を描く事だけが萌えではありません。眉毛の形だったり、手の表情だったり、服のシワだったり…。車のラインや小物のデザイン、トーンの貼り方、ホワイトの入れ方、「グッとくる」ポイント全てが自分にとっての「萌え」なんです。その「萌え」をたっぷり詰め込む。それをとことん突き詰めたときに、それが自分の滲み出る「個性」になってくれるんです。

「あの人の描く手が一番魅力的だな!」「車を描かせたらあの人の右に出る人はいない!」「あの人はトーンのチョイスが誰よりも可愛い!」何でもいいのです。これを描かせたら右に出る人はいない!というものをつくるつもりで、自分のグッとくるものをとことん突き詰めましょう。

たとえそのポイントがマニアックでも、誰が何と言おうと自分はこれが好きなんだ!という気持ちが詰まっていれば絵に説得力が出て、上手くすればそれが好きじゃない人からも魅力的に見えてくるものです。「人と違った事をしよう」と思わず、「自分の大好きなものを他の人にもわかってもらいたい!」という熱意を持ちましょう。それは自分だけの大切な個性になってくれるでしょう。

まとめ

よく「あの漫画は下手なのになぜ人気なんだ」と言う人がいます。否定する前に、なぜ人気なのかをよく分析してみてください。そういう漫画ほど、作者の「これが好き!これが描きたい!」という熱意がたくさん詰まっていて、それがその漫画の長所や個性になっているものです。熱意がたくさん詰まっているものは読み手にも響くもの。自分だけの長所や個性をぜひ見つけて、築き上げてくださいね。

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