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BTOパソコンメーカーに大きな違いはあるのか?

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「BTOパソコンって正直どこも同じじゃないの?」

こう考える人は結構いるようですね。何を隠そう私もその一人でした。たしかに、いわゆる「売れ線」は確かにその傾向があります。

しかし、BTOメーカーやモデル、シリーズによって得意不得意があるのもまた事実なのです。では一体、どんな違いがあるのでしょうか。

大手BTOメーカーの傾向

ドスパラ、ツクモ、パソコン工房といった大手BTOメーカーは、スタンダードモデルの安定性とコストパフォーマンスが優れています。

ミドルレンジCPU+メモリ8GB+ローエンドGPUという組み合わせのモデルは、不具合も少なく自作するよりも安いですね。

また、独自にゲーミングPCのカテゴリを持っていて、ゲーマー御用達のBTOパソコンも充実しています。ドスパラの「GALLERIAシリーズ」なんかはその典型です。

ただし、カスタマイズの自由度はそれほど高くありません。ケースはほぼ固定ですし、マザーボードも既定のもの、その他も多くて3種類から5種類といった選択肢です。

中堅BTOメーカーの傾向

一方、ストームやセブンなど、中堅どころと言われるBTOメーカーでは、カスタマイズの自由度がやや高くなります。

特にケースやCPUクーラー、マザーボード、電源あたりは市販されているパーツの中から厳選されたものを自由に選択できるイメージです。

したがって、大手BTOメーカーよりは、自作PCの色合いがやや濃くなります。特にストームとセブンは、ケースの選択肢が豊富ですね。

ケースは地味ですがエアーフローや拡張性、見た目の好みを決定づける重要なパーツですから、選択肢が多いのは助かります。

ただし、組み合わせによってはやや割高になることもあることに注意。多少お金はかかっても良いから、自分だけのBTOパソコンを注文したいという方におすすめできます。

マザーボードと電源の品質

BTOショップによってカスタマイズの差が激しいのが、マザーボードと電源。

マザーボードと電源にメーカーや詳細な型番の表記が無い場合、OEM製のパーツを使っていると考えられます。ちなみに、ECS社やエンハンス社などは昔からよく使われています。

最近のBTOショップはどこも品質の高いパーツを使っているものの、拡張性を考えるとやや力不足なこともありますからね。のちのちのアップグレードを考えて、マザーボードと電源の使用は事前に把握しておいたほうが良いでしょう。

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