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簡単にポーズキャプチャが出来る3D入力デバイス「QUMA」

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デッサン人形などでポーズをつけたらそのままパソコンに反映される便利なデバイスがあります。それが株式会社セルシスより販売されている人型3D入力デバイスの「QUMA」です。

QUMAは難しいソフトの操作方法がわからなくても、誰でも任意の人型のキャラクターが操作できるのです。手元でイメージ通りのポーズをつけられて、そのポーズがコンピューターに反映されます。また、静止画の他にもアニメーションや3Dゲームの操作などにも応用できるみたいです。ただし、大まかな動きしか再現出来ないようなので、モーションとして使うのはおそらく難しいかと思われます。

パソコンとの接続はUSBになっていますが、QUMA自体の大きさは全長30cmほどと割と大きく、デッサンドールなどを想像していると少し大きいので注意が必要です。また、少し脆いようでちょっとでも関節とは違う方向に曲げようとすると折れそうになるなど耐久性も悪いようです。

デッサン人形ではポーズを描き写すのがちょっと難しいと感じている人なんかにはちょうどよさそうですね。WindowsでもMacでも動かせるみたいですが、3D系統なのでグラフィックボードがきちんと搭載されていないと快適には動かしにくそうです。

ずっとバストアップばかり描いているが、そろそろ動きのあるイラストを描きたい!けれども上手く描く事ができない・・・なんて方には直感で操作することの出来るQUMAが合っているでしょう。

価格が9万前後とかなり高価な上、対応ソフトが少なかったり、耐久性に問題があったりなど色々と不便があるようですが、このデバイス自体はなかなか面白いので今後の改良に期待です。

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