JPGやPNGなど画像ファイル形式の特徴を比較

投稿日：2017.11.13　更新日：2017.11.08

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JPGやPNG…普段からイラストを描いているなら身近な単語ですよね。ですがその特徴をしっかりと覚えている方は意外と少ないのではないでしょうか。

今回はよく使用される画像ファイルフォーマットを紹介したいと思います。

JPEG

まずはJPEGの紹介から。読みは「じぇいぺぐ」です。拡張子で表示すると「.jpg」もしくは「.jpeg」のもっともポピュラーな画像ファイルフォーマットです。

JPEGの特徴は高い圧縮率で大きな画像データでもそのサイズをかなり小さく出来ることとフルカラー1,600万色を扱うことができること。しかしデメリットとして非可逆圧縮であるということが上げられます。非可逆圧縮は圧縮前の元の状態には戻せません。

PNG

続いてPNGの紹介。JPEGに次いで有名な画像ファイルフォーマットです。読みは主に「ぴんぐ」「ぴん」拡張子は「.png」です。

こちらはJPEGと違い可逆式圧縮になります。そのためデータの復元を行う事ができます。しかしその分容量が大きくなってしまいます。こちらもフルカラー1,600万色を扱うことができます

PNGの大きなメリットして透過処理が出来ることが挙げられます。透過処理を行うことで透明な箇所の存在する画像を作成できます。ネット上で上がっている背景の透明な素材画像などを見たことがありませんか？それらが透過処理のされた画像です。

BMP

他のものに比べると少し使用頻度は低めな画像ファイルフォーマットBMPの紹介です。読みは「びっとまっぷ」拡張子は「.bmp」です。

こちらはなんと無圧縮になります。なのでサイズがとても大きくなってしまいます。その分劣化がほとんどないのがメリットです。しかし今はあまり使われていません。

GIF

GIFアニメなど意外と見る機会の多い画像ファイルフォーマットがこちらのGIFです。読みは「ジフ」拡張子は「.gif」です。

GIFの特徴は容量が小さいことと透過処理が行えること。そしてアニメーションに対応していることです。冒頭でも「GIFアニメなど」と書いたようにGIFと聞くと動いている画像のイメージがある方も多いと思います。

しかしGIFはJPEGなどと違い256色と扱える色の数が少ないので多くの色を表現する画像には不向きです。

TIFF

TIFFは少しマイナーな画像ファイルフォーマットです。読みは「ティフ」拡張子は「.tif」です。

こちらも無圧縮となります。なので劣化はなく高品質な画像になりますがファイルサイズも大きくなります。印刷で良く使われる形式です。

イラストにはPNGがオススメ！

描いたイラストを保存するには基本的に劣化も少なく綺麗に色を出せるPNGがオススメです。ただファイルのサイズが大きくなりがちなのでそこは気をつけましょう。