raytrektab 10インチモデル DG-D10IWP 評価・レビュー

投稿日：2019.02.07　更新日：2020.12.21

ドスパラのお絵描きタブレットに新しいモデルが出ました。これまでは8インチだったのが10インチになり、画面が広くなったことでお絵描きがしやすくなりました。8インチモデルについては「raytrektab DG-D08IWP Siro 評価・レビュー」の記事で紹介しています。

10インチモデルのraytrektab DG-D10IWPを今回はレビューしていきます。

raytrektab DG-D10IWPのスペック

raytrektab DG-D10IWPは10インチになっただけでなく、性能も向上しました。スペックは以下の通りです。

OS	Windows 10 Home
CPU	Celeron N4100 (クアッドコア/定格1.10GHz/キャッシュ4MB)
液晶	10インチ/1920*1200 WUXGA液晶
グラフィックス	インテル UHDグラフィックス600
デジタイザ	Wacom feel IT technologies デジタイザ4096階調
メモリ	8GB LPDDR4
SSD	128GB SSD
サイズ	約245(幅) x 176(奥行き) x 9(高さ)mm
重量	本体 約657ｇ, ペン 約5ｇ

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Celeron N4100は格安ノートPCによく搭載されているCPUです。でもメモリ8GBはミドルスペック相当なので、なかなか良いパーツ構成に仕上げてきました。それに解像度が1920×1200と大きいのも素晴らしいです。より大きく繊細な画面でお絵描きができるようになりました。

でも逆に8インチモデルよりも重くなってしまいました。本体が大きくなってしまったので仕方ないでしょう。ちなみに11インチiPad Proは468gです。4096階調の筆圧感知は相変わらずですし、私なら8インチではなくこの10インチモデルをおすすめします。

raytrektab DG-D10IWPの本体と付属品

液晶側は黒色で、周辺と裏側はシルバーです。

イヤホン端子、Thunderbolt、USB3.1、MicroSDスロット、電源ボタン、ボリュームコントローラーが備わっています。

WEBカメラはスマホと同じように2つ搭載されています。液晶側のフロントカメラは約200万画素です。

裏側は約500万画素です。

使っている時は何だかわからなかったのですが、黒い部分は指紋認証センサーでした。

付属品としてACアダプターが付いています。

あと忘れてはいけないのがデジタイザーペンです。ペン先が非常に細く、狙い通りの場所にしっかり線を描けました。充電不要で軽くとても使いやすいです。

ノック式になっていて、ボールペンのようにペン先を収納できます。

raytrektab DG-D10IWPの使い勝手

raytrektab DG-D10IWPを起動してみました。Windows 10 Homeがインストールされていて、普通のPCモードとタブレットモードを切り替えられます。

お絵描きしたり動画を見たりするなら画面を横にしましょう。

CLIP STUDIO PAINT PROをインストールしても、まだ96GBの空き容量が残っています。結構余裕がありますね。8インチモデルが64GBだったのに対し、10インチモデルは120GBと容量が約2倍に増えました。容量が大いに越したことはありません。

CLIP STUDIO PAINT PROを起動しました。解像度が高いおかげで、画面が広々しています。落書き用途ではなく、もう普通にイラスト制作ができるレベルです。

筆圧感知を試してみました。どれくらい反応させるかはCLIP STUDIO PAINT PRO側で設定できます。4096階調もあるので思い通りの線が描けます。

ググッと力を入れてわかりやすくしてみました。もちろんササッと素早く描いても違和感ありません。

普通のタブレットとしても使えますから、お絵かきしたり動画を見たり、漫画や小説を読んだりと、幅広い用途に対応できるのは高評価です。なんだかんだタブレットってひとつ持っておくと便利です。特にお絵描きをしてみたいならraytrektab DG-D10IWPはおすすめです。

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