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ドスパラ raytrek XV-Ti 評価・レビュー

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RTX3060TiはRTX3060よりも高性能で、さらにコスパも優れた素晴らしいグラフィックボードです。そんなRTX3060Tiは発売直後からずっと品薄で、日本で見かけることはほとんどありませんでした。

しかしついにドスパラのクリエイター向けPCにRTX3060Ti搭載モデルが復活しました!人気急上昇すること間違いありません。実機を入手したので性能を計測してみました。

raytrek XV-Tiのスペック

OS CPU
Windows 10 64bit Core i7-11700(8コア/16スレッド/定格2.50GHz/最大4.90GHz)
メモリ グラフィックボード
16GB(PC4-25600) GeForce RTX3060Ti 8GB
ストレージ チップセット
512GB NVMe SSD INTEL H570
光学ドライブ 電源
DVDスーパーマルチドライブ 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)

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RTX3060Tiに加えて、最新世代のCore i7、高速な16GBメモリが搭載されていることにより、ほとんどすべての用途でサクサク動いてくれてストレスなく作業できるでしょう。

ただし動画編集まで考慮するのであればメモリは32GBに増やして購入することをおすすめします。32GBあれば動画編集だけでなくゲーム配信など多くのことが快適になります。

あとはストレージのカスタマイズを忘れてはいけません。512GB NVMe SSDだけでは足りません。私なら2TBか3TB HDDを追加します。もう少しお金を出してもいいならHDDではなく2TB SSDにします。

raytrek XV-Tiの外観と内部

raytrek XV-Tiのケース

前面、上部、背面の写真です。207(幅)×509(奥行き)×440(高さ) mmなので、そこそこ高さがあるケースです。



左側の写真です。2つの給気口にはケースファンを搭載できます。



右側です。

raytrek XV-Tiのインターフェイス、接続端子

ドスパラのraytrekシリーズには光学ドライブが初期搭載されていることが多いです。このraytrek XV-Tiの場合はDVDスーパーマルチドライブですね。モデルによってはブルーレイドライブが搭載されていることもあります。この辺りはお好みでカスタマイズしましょう。

正面のインターフェイスはUSB3.0が2個、SDカードリーダー、マイク入力、ヘッドホン出力、電源ボタン、リセットボタンです。



背面のインターフェイスはマザーボードとGeForce RTX3060Tiに分かれています。マザーボード側はPS2、USB2.0が4個、USB3.2 Gen2が2個、LANポート、マイク入力、ライン入力、ライン出力があります。

GeForce RTX3060TiにはHDMI、DisplayPortが3個あります。

raytrek XV-Tiの内部

raytrek XV-Tiのパーツを見ていきましょう。左側を開けるとCPU、メモリ、グラフィックボード等が見えます。CPUクーラーは人気のサイズ製です。



ブロワーファンのGeForce RTX3060Tiです。

raytrek XV-Tiの性能を評価

raytrek XV-Tiのエンコード速度、Photoshopの快適性、ストレージ速度、3Dの性能を計測しました。

エンコード速度をテスト

フルHD 60fps 4分43秒の動画をx264guiExでフルHD 60fpsに再変換する形です。詳しい情報は以下のとおりです。

auo [info]: x264guiEx 2.52 / Windows 10 x64 (19042) / 11th Gen Intel Core i7-11700 @ 2.50GHz [TB: 4.80GHz] (8C/16T)
auo [info]: converting YUY2 -> nv12p, using AVX AVX2
auo [info]: x264 version: 0.152.2851 ba24899 –bit-depth=8 –chroma-format=all
auo [info]: x264 options…
–crf 23 –frames 17020 –input-res 1920×1080 –input-csp nv12 –fps 60/1 -o

encoded 17020 frames, 75.15 fps, 6763.13 kb/s
auo [info]: CPU使用率: Aviutl: 22.09% / x264: 74.68%
auo [info]: x264エンコード時間 : 0時間 3分46.6秒
auo [info]: qaac (v2.64) で音声エンコードを行います。 ABR (AAC) ビットレート指定, 128kbps
auo [info]: L-SMASH muxer (r1453) でmuxを行います。映像: on, 音声: on, tc:off, chap:off, 拡張モード:なし
auo [info]: 総エンコード時間 : 0時間 3分51.2秒

総エンコード時間は3分51秒でした。なぜかCore i7-10700Fより20秒も遅いです。

Photoshopの快適性をテスト

Photoshopでお絵描きや写真編集することを想定して、性能を検証しました。それぞれ3回計測して、その平均値を掲載します。

Photoshopの起動速度

検証内容 秒数
起動速度 5.14秒

想定より1秒も早く起動が完了しました。Photoshop側で良いアップデートがあったのかもしれません。

写真を50枚読み込み

検証内容 秒数
読み込み速度 17.96秒

6000 x 4000pxの写真を50枚開いて、読み込みが完了するまでの速度を計測しました。Core i7-10700Fよりも高速です。メモリの速度のおかげでもあるでしょう。

1500px × 900px、レイヤー数239、解像度120dpiの場合

検証内容 秒数
読み込み速度 0.99秒
保存速度 0.85秒
焦点領域の反映速度 1.63秒

ほとんど一瞬で完了しました。これくらいのサイズだとあまり差は出ません。

3000px × 1800px、レイヤー数239、解像度120dpiの場合

検証内容 秒数
読み込み速度 2.22秒
保存速度 2.45秒
焦点領域の反映速度 2.80秒

5000px × 3000px、レイヤー数239、解像度120dpiの場合

検証内容 秒数
読み込み速度 5.15秒
保存速度 5.73秒
焦点領域の反映速度 2.99秒

はっきり言ってメチャクチャ高速です。写真編集やイラスト制作に関してはraytrek XV-Tiが大活躍してくれます。

ストレージの速度

CrystalDiskMarkでストレージの速度を計測しました。シーケンシャルリードは3441.1MB/s、シーケンシャルライトは2282.4MB/sでした。HDDより4~7倍も高速ですから、もちろん快適性に大きく影響します。

LuxMark

LuxMarkというOpenCLの性能を計測できるベンチマークソフトを使用しました。スコアは42235です。なんとRTX3060より26.2%も高いスコアです。やはりTi付きのグラフィックボードはコスパ抜群でおすすめです。

FurMark

OpenGLの性能を計測できるFurMarkです。スコアは10206です。

3DMARK FireStrike

3DMARKはDirectXの性能、つまりオンラインゲームがどれだけ快適になるかを計測できるベンチマークソフトです。22688という総合スコアはGTX1060搭載ゲーミングPCの2倍以上で、現状すべてのゲームを快適に遊べる性能です。

結論としてとにかく万能なパソコンだと判明しました。クリエイターの作業はもちろんゲームまでサクサクこなせます。それが20万円で買えるなんて本当にコスパ最強ですよ。

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