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燈乃しえの備忘録- 絵師ノート公式ブログ -
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3Dの知識が無くても気軽にお絵描き感覚で3Dキャラがつくれる『VRoid Studio』のβ版が8月3日に無料で一般公開され話題を呼んでいます。今話題のVtuberキャラも気軽につくれるようになったと好評ですが、この3Dキャラ、クリスタの3D素材としては使えないのでしょうか?試してみました。
結論から言うと、試してみた結果3Dデッサン人形のように自由に関節を動かす事はできませんでしたが一応は読み込めました。そのやり方をご紹介します。
つくったキャラをそのまま保存すると『VRoid Studio』専用のファイル形式「.vroid」で保存されてしまいます。「撮影・エクスポート」タブを開いて左下の「エクスポート」ボタンを押して保存しましょう。
「エクスポート」を実行すると「.vrm」で保存されます。このままではまだClipStudioPaintで読み込めません。名前の変更で「ファイル名.vrm」となっているのを「ファイル名.glb」に変更しましょう。「3D Builder」というソフトで読み込めるようになります。
「.glb」を他の3D編集ソフトで読み込んでから、ClipStudioPaintに対応している「.obj」で再保存します。Windows10なら標準で入っている「3D Builder」というソフトが使えます。タスクバーの検索ボックスから“3D”で検索をかければ出てくるので開きましょう。
「3D Builder」で「.glb」ファイルを開いたら、左上の≡マークをクリックして「名前を付けて保存」を選びます。「ファイルの種類」から「.obj」を選んで保存すれば準備OKです。
ちなみに「.obj」で保存をするとテクスチャ素材と3Dファイルが別々になるので、「.obj」ファイルの他にたくさんの画像ファイルが保存されます。専用のフォルダをつくってその中に保存するのがおすすめ。
作成した「.obj」ファイルをClipStudioPaint上にドラッグ&ドロップすれば読み込んでくれます。「ファイル」→「読み込み」→「3Dデータ」からでも読み込む事ができます。
読み込んだ3Dキャラは関節こそ動かせませんが自由に拡大縮小、回転、パースの調整などができます。
先ほども少し触れましたが、『VRoid Studio』で作成した3Dキャラをファイル形式を変更してClipStudioPaint上に読み込んでも、他のデッサン人形のように関節を動かしてポーズを変える事はできませんでした。
別のソフトでポーズを作成したものを保存して読み込み…という形なら可能でしょうが、それなら素直に3Dデッサン人形を使った方が早いので残念ながらデッサン人形としては実用的では無さそうです。
関節こそ動かせませんが『VRoid Studio』で作成した3Dキャラは通常のデッサン人形よりも体のラインが綺麗で表情も多種多様、髪型も自由に作成できます。
ClipStudioPaint内で回転やパースの調整はできるので、例えば複雑な髪型のキャラを立体的に把握するためのガイド的な使い方や、表情を複雑な角度から見せたい時の補助などに使えそうです。
『VRoid Studio』の髪の毛でケモミミをつくっちゃえば、資料の少ないケモミミ頭でもどんな角度も難なく描けそうですね。
ちなみにクリスタの3Dを活用するためにはそれなりのスペックのパソコンが必要です。快適に操作したいなら「CLIP STUDIO PAINTの3D素材は重い!必要スペックとおすすめパソコン」の記事を参考にしてください。
自由にポーズを取らせるのには別の知識が必要になってくる『VRoid Studio』ですが、今人気のVtuberは実際の人の動きを取り込んで動かしたりしていますよね。
デッサン人形がなかなか思ったポーズにならなくてイライラする事もありますが、これからは自分の動きを取り込む事で3Dキャラに自然なポーズをさせ、それを素材にClipStudioPaintで絵を描く…なんて事が、気軽にできる時代がくるかもしれませんね。
今はまだβ版の『VRoid Studio』ですが、今後の発展に期待大です!
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