漫画出版社のパーティーってどんなもの？徹底紹介！

投稿日：2018.08.31　更新日：2018.08.15

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漫画の出版社のパーティーってどんな事するの？どんな人が行けるもの？某出版社の新人漫画家が徹底紹介しちゃいます！

デビューするとまず呼ばれる“授賞記念パーティー”

投稿してデビューするとまず呼ばれるのが“受賞記念パーティー”。他の大御所漫画家さんも来て盛大にやる場合もあれば、少女漫画部門、少年漫画部門のように分かれて受賞者と編集部だけで軽く立食パーティーをするだけの場合もあります。

受賞者は一人一人前に出てコメントを言わされます。編集長よりもさらに偉い、館長なる人も登場して声をかけてくれる事も。

その後は各編集部に戻って、原稿料の説明を受けたり、執筆にあたっての注意事項の書かれた冊子を受け取ったり、デジタルで描くにあたっての商業向けの設定や注意がまとめられた冊子を受け取ったりします。ドキドキしますね。

どんな新人も全員もれなく呼ばれる“漫画賞受賞パーティー”

1年に1度開かれる“漫画賞受賞パーティー”。投稿の方の漫画賞ではなく、プロの連載作家さんが対象の、メディア化したりして注目を浴びたり最も評価された漫画が受賞するアレです。

基本は立食パーティーですが、とってもたくさんの漫画家さんが集まって、さらに受賞作家さんの生の声も目の前で聞けるのでテンション上がる事間違いなしです。写真撮影もOKなので宝物写真がたくさん撮れますよ。

声優さんやグラビアアイドルも来るので、自分の雑誌にゆかりある有名人なら担当さんにお願いして握手もできちゃったり。同期の子や先輩漫画家さん、運が良ければ憧れだったあの漫画家さんとも話せてモチベーション急上昇間違いなしです！

コミュ障だって心配なし。担当さんが上手にフォローしてくれます。遠方の人でも行く価値大ありですよ。

立食パーティーの後は編集部ごとに分かれて二次会です。お店に移動してじっくりお話しながら飲んだり食べたりします。編集さんが楽しい企画を考えてくれてワイワイ盛り上がったりもします。先輩漫画家さんに作画の悩みを相談したり、情報交換したり、とっても勉強になる時間でもあります。

連載作家さんだけが行ける？“忘年会”

年末の忘年会はデビューしただけでは呼んでもらえません。ある程度実績を積んだ人だけが呼ばれて、ビンゴ大会など豪華なイベントも盛りだくさんです。ちなみに私はまだ呼ばれていません…。呼んでもらえるように頑張ります！

夢のような体験ができちゃう出版社のパーティー。デビューすればどんな作家さんも招待してもらえる、魔法のようなひと時です。漫画家って大変だけど、出版不況だけど、やっぱり素敵な世界です！一緒に頑張りましょう！