クリエイター向けPCレビュー

ホーム / クリエイター向けPC / クリエイター向けPCレビュー / ドスパラ raytrek XV-C 評価・レビュー

ドスパラ raytrek XV-C 評価・レビュー

投稿日: 更新日:

この記事を書く前にドスパラのサイトを見てみたら、クリエイター向けPCの「おすすめデスクトップランキング」1位が、今回レビューするraytrek XV-Cになっていました。

おすすめランキング1位ということは相当な人気があるはずです。きっとクリエイターにぴったりなデスクトップなのでしょう。実機で性能を検証したので詳しく紹介していきます。

raytrek XV-Cのスペック

OS CPU
Windows 10 64bit Core i7-10700F(8コア/16スレッド/定格2.90GHz/最大4.80GHz)
メモリ グラフィックボード
16GB(PC4-23400) GeForce RTX3060 12GB
ストレージ チップセット
512GB NVMe SSD INTEL H570
光学ドライブ 電源
DVDスーパーマルチドライブ 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)

raytrek XV-Cの価格を見る

Core i7にメモリ16GBと、最近のハイスペックPCとしてはよくあるパーツ構成です。そこにさらにGeForce RTX3060が加わることにより、3D性能も抜群になっています。

つまりイラスト制作はもちろん、3DCG制作にも適したデスクトップに仕上がっています。さすがはおすすめランキング1位のクリエイター向けPCですね。

ただし動画編集をするならメモリ32GBに増やしてから購入したいです。特別重い作業をするならもっと高性能なCPUに変更するのもおすすめです。

あと忘れてはいけないカスタマイズがストレージです。512GB NVMe SSDではきっと容量が足りなくなります。安く済ませたいなら2TB HDDの追加がいいでしょう。サクサク感を維持したいなら1TBか2TBのSSDを追加しましょう。HDDよりSSDのほうが遥かに高速です。

raytrek XV-Cの外観と内部

raytrek XV-Cのケース

前面、上部、背面の写真です。207(幅)×509(奥行き)×440(高さ) mmなので、そこそこ高さがあるケースです。



左側の写真です。2つの給気口にはケースファンを搭載できます。



右側です。

raytrek XV-Cのインターフェイス、接続端子

ドスパラのraytrekシリーズには光学ドライブが初期搭載されていることが多いです。このraytrek XV-Cの場合はDVDスーパーマルチドライブですね。モデルによってはブルーレイドライブが搭載されていることもあります。この辺りはお好みでカスタマイズしましょう。

正面のインターフェイスはUSB3.0が2個、SDカードリーダー、マイク入力、ヘッドホン出力、電源ボタン、リセットボタンです。



背面のインターフェイスはマザーボードとGeForce RTX3060に分かれています。マザーボード側はPS2、USB2.0が4個、USB3.2 Gen2が2個、LANポート、マイク入力、ライン入力、ライン出力があります。

GeForce RTX3060にはHDMI、DisplayPortが3個あります。

raytrek XV-Cの内部

raytrek XV-Cのパーツを見ていきましょう。左側を開けるとCPU、メモリ、グラフィックボード等が見えます。CPUクーラーは人気のサイズ製です。



おそらくZOTAC製のGeForce RTX3060です。ブロワーファンはちょっと珍しいです。そういえば「raytrek ABV」はショート基盤のRTX3060でした。

raytrek XV-Cの性能を評価

raytrek XV-Cのエンコード速度、Photoshopの快適性、ストレージ速度、3Dの性能を計測しました。

エンコード速度をテスト

フルHD 60fps 4分43秒の動画をx264guiExでフルHD 60fpsに再変換する形です。詳しい情報は以下のとおりです。

auo [info]: x264guiEx 2.52 / Windows 10 x64 (19042) / Intel Core i7-10700F @ 2.90GHz [TB: 4.68GHz] (8C/16T)
auo [info]: converting YUY2 -> nv12p, using AVX AVX2
auo [info]: x264 version: 0.152.2851 ba24899 –bit-depth=8 –chroma-format=all
auo [info]: x264 options…
–crf 23 –frames 17020 –input-res 1920×1080 –input-csp nv12 –fps 60/1 -o

encoded 17020 frames, 82.44 fps, 6762.95 kb/s
auo [info]: CPU使用率: Aviutl: 17.74% / x264: 78.53%
auo [info]: x264エンコード時間 : 0時間 3分26.6秒
auo [info]: qaac (v2.64) で音声エンコードを行います。 ABR (AAC) ビットレート指定, 128kbps
auo [info]: L-SMASH muxer (r1453) でmuxを行います。映像: on, 音声: on, tc:off, chap:off, 拡張モード:なし
auo [info]: 総エンコード時間 : 0時間 3分31.7秒

総エンコード時間は3分31秒でした。Ryzen 7 3700X搭載の「raytrek ABV」2分43秒だったのでエンコードならRyzenのほうがコスパは良さそうです。

Photoshopの快適性をテスト

Photoshopでお絵描きや写真編集することを想定して、性能を検証しました。それぞれ3回計測して、その平均値を掲載します。

Photoshopの起動速度

検証内容 秒数
起動速度 6.14秒

今のPhotoshopを5秒以内に起動させるのは非常に困難です。明らかに年々重くなっています。

写真を50枚読み込み

検証内容 秒数
読み込み速度 18.70秒

6000 x 4000pxの写真を50枚開いて、読み込みが完了するまでの速度を計測しました。予想よりもずっと高速に完了しました。NVMe SSDのおかげもあると思います。

1500px × 900px、レイヤー数239、解像度120dpiの場合

検証内容 秒数
読み込み速度 0.94秒
保存速度 0.94秒
焦点領域の反映速度 1.87秒

ほとんど一瞬で完了しました。これくらいのサイズだとあまり差は出ません。

3000px × 1800px、レイヤー数239、解像度120dpiの場合

検証内容 秒数
読み込み速度 2.22秒
保存速度 2.64秒
焦点領域の反映速度 3.14秒

5000px × 3000px、レイヤー数239、解像度120dpiの場合

検証内容 秒数
読み込み速度 5.16秒
保存速度 6.01秒
焦点領域の反映速度 3.29秒

性能の低いパソコンだと20秒以上かかります。やはりクリエイターは高性能なクリエイター向けPCを使うべきです。

ストレージの速度

CrystalDiskMarkでストレージの速度を計測しました。シーケンシャルリードは3447.7MB/s、シーケンシャルライトは2217.6MB/sでした。NVMe SSD > SATA SSD > HDDの順で高速だと覚えておきましょう。

LuxMark

LuxMarkというOpenCLの性能を計測できるベンチマークソフトを使用しました。スコアは33449です。グラフィックボードがないと2500程度なので、いかにグラフィックボードが大切かよくわかります。

FurMark

OpenGLの性能を計測できるFurMarkです。スコアは7931です。

3DMARK FireStrike

3DMARKはDirectXの性能、つまりオンラインゲームがどれだけ快適になるかを計測できるベンチマークソフトです。GTX1060の2倍弱、CPU内蔵グラフィックスの約8倍ものスコアが出ました。

万能と言える性能なので、おすすめランキング1位は納得です。しかも17万円で購入できることを考えると非常に安いです。初めて買うデスクトップとしてもおすすめです。

raytrek XV-Cの価格を見る

絵師ノートとは

こんにちは!燈乃しえ(とうのしえ)です!絵師ノートはイラスト制作に役立つ情報をお届けします。イラスト制作の基礎知識、上達の方法、顔や背景の描き方など実践的な記事を取り揃えています。また、イラスト制作におすすめのクリエイター向けPCや周辺機器も紹介しています。