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漫画・イラスト制作に超おすすめのスキャナー3選

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漫画・イラスト制作のためのおすすめのスキャナーの情報ってなかなか無いんですよね。フルデジタルにするなら必需品ではありませんが、アナログも併用したいならスキャナーは欠かせません。アナログの線画を取り込むにはどのスキャナーを選ぶべき?選び方からおすすめの機種までご紹介します。

漫画・イラスト制作用スキャナーの選び方

商業漫画も視野に入れるならB4サイズ対応機種を

スキャナーの多くはA4ですが、商業向きの漫画の原稿用紙はB4が基本です。趣味の範囲で描きたいのならA4でも十分ですが、ゆくゆくは商業誌で活動もしてみたいならB4対応のサイズを選ぶと間違いないでしょう。

と言ってもB4サイズのスキャナーは無いので、A3サイズを購入する事になります。なかなか大きいので場所を取りますが、B4原稿の制作にA4スキャナーで工夫して作業するよりもストレス無く作業できますよ。

線画を取り込む程度なら600dpiに対応していればOK

高額で高画質のスキャナーはいろいろありますが、フルカラーの写真を取り込むならともかく白黒の線画を取り込む程度なら600dpiに対応していれば十分です。安易に高額なものを選ぶ前に、オーバースペックでないか確認しましょう。

CLIP STUDIOはADFスキャナー未対応なので注意

自動で連続スキャンをしてくれるADFスキャナー。大量のページ数の漫画原稿を読み込むのに一見便利そうですが、CLIP STUDIOはADF未対応なので注意しましょう。

CLIP STUDIO EXの「連続スキャン」機能を使えば、次々とスキャンした原稿を自動で各ページに割り振ってくれます。1枚1枚手作業で原稿を入れ替えてスキャンする事にはなりますが、大量にスキャンした画像をクリスタの各ページに手作業で振り分ける方がずっと大変なので、たくさんある漫画原稿の線画はこの「連続スキャン」機能を使うと良いでしょう。

プリンターも購入する予定なら複合機もおすすめ

漫画イラストを制作するには、商業の仕事を視野に入れるならプリンターもB4にしておく事をおすすめします。デジタルで描いた下描きや、写真や3D素材を線画に加工した物を、プリントアウトしてアナログでペン入れしてまたスキャナーで取り込む、なんて技も出来ます。

漫画・イラスト制作におすすめのスキャナー

アナログの線画を取り込んでデジタルとアナログ併用で作業を進めたい時におすすめのスキャナーを3つご紹介します。

リーズナブルな複合機!「EPSON PX-M5080F」

A3対応のスキャナーの中でも1番リーズナブルで機能も満足なのがこちら。複合機なのでA3対応のプリンターとしてもバッチリ使えます。

プリントする時に紙がつまりやすいのが玉に傷で、確実にプリントするには1枚をプリント中にもう1枚の紙をセットして…と1枚1枚手作業で紙をセットしていく必要があるのですが、大量の下描き原稿をプリントするときは下描きの状態を1枚1枚確認しながらプリント出来るので慣れればそこまで苦ではありません。

肝心のスキャナーとしての性能は申し分ないので、安く抑えたいならとってもおすすめの機種ですよ。

EPSON PX-M5080F

高速スキャンで価格も◎ 「サンワダイレクト 400-SCN025」

複合機ではなく単体のスキャナーです。A3サイズで単体のスキャナーとなると10万を超えるような高額な物が多いのですが、その中でこちらはなんと10万を切っているお得な機種です。

複合機では無いので、プリントもしたいならプリンターを別に購入しなければならないのですが、プリンターを新しく購入する必要が無いのであればとってもおすすめの機種です。

読み取りスピードがグレーで95秒前後と早いので、原稿を効率よく取り込む事が出来ますよ。

サンワダイレクト 400-SCN025

ハイクオリティのコスパ最強機種!「EPSON DS-50000」

値段は高くても良いから、とにかくハイクオリティな単体のスキャナーが良いならこちら。

読み取り速度はグレーで3.5秒と今回ご紹介する中でも断トツの速さで、尚且つ補正機能の性能が素晴らしいので繊細なペンのタッチも殺さずに綺麗に読み取る事ができます。本を見開きでスキャンする時も中央の歪みを補正してくれるので紙媒体の写真資料や素材集を取り込むのにも便利です。

ハイクオリティなクラスの中では値段も1番リーズナブルで、写真のスキャンに優れているようなオーバースペックな物ではなく、業務用の図面等をスキャンする事に優れた機種なので漫画やイラストの線画を取り込むのに丁度良いスペックなのもおすすめのポイントです。

EPSON DS-50000

まとめ

アナログの線画をデジタルに取り込んで描くと、フルデジタルには無い味を出す事ができます。温かみだったり、勢いや熱量だったり、繊細な感情だったり…。デジタルが増えてきた現代だからこそ、スキャナーを使ってアナログの温もりをデジタルに落とし込んでみたら、新たな発見があるかもしれませんね。

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