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CLIP STUDIO PAINTの3D素材は重い!必要スペックとおすすめパソコン

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難しいアングルや背景を描くときや、締め切り前で時間がない時。CLIP STUDIO PAINTの3D素材は大いに役立ちます。難しいポーズやアオリやフカンはもちろん、背景や小物もラクラク描写できますよ。とはいえ、「重くて動かせない」「予期せぬ動きをして扱えない」という声が多いのも3D素材。快適に動かすにはどれくらいのスペックが必要かご紹介します。

MacよりもWindows?

まずOSです。CLIP STUDIO PAINTの3D素材を使うなら断然Windowsがおすすめです。「デザインドール」という操作性の高い3Dデッサン人形ソフトがあるのですが、現在Windowsにのみ対応しています。「デザインドール」を使えた方が、CLIP STUDIO PAINTだけよりもポーズの幅が広がりますよ。

CLIP STUDIO PAINTの推奨スペック

CLIP STUDIO PAINT for Windowsの推奨スペックを見てみましょう。

  • CPU: SSE2に対応したIntel、AMD製CPU
  • GPU: OpenGL 2.1に対応したGPU
  • メモリ: 2GB以上のメモリ必須 8GB以上推奨

セルシス側は上記にさらにこう付け加えられています。

※動作に必要なメモリ容量やCPU性能は、作成する画像のサイズやレイヤー数などに依存します。一般的に画像サイズが大きく、レイヤー数が多いほど、より多くのメモリ容量や高速なCPUが必要です。

実際に私は、以前はこのスペックを一応は満たしたPCを使っていました。当時は他の動作は問題無かったのですが、3D素材に関してだけは予期せぬ動きをしたり時間がかかったりとストレスを感じていました。推奨スペックを満たしているだけでは3D素材はなんとか使えるレベルではあるものの、快適とは言えないようです。

CLIP STUDIO PAINT 3D素材におすすめのパーツ

3D素材を快適に動かすために、本当に必要なスペックをご紹介します。

CPU: Intel core i7以上

CPUのスペックが高いほど基本的な動作が早くなります。core i5だと3D素材をいくつも貼り付けていくとだんだん動きがもっさりとしてきます。core i7以上が良いでしょう。

GPU: GTX1650以上

GPUは3Dを動かすのに重要な部分です。そもそも、GPUが搭載されていないと3D素材が動いてくれません。セルシスの推奨はOpenGL 2.1に対応したGPUとありますね。Quadro系もいいのですけど、最近はもうGeForceで十分という評価です。だから格安のGTX1650以上を選んでおけば大丈夫です。快適性を重視するならRTX3060以上をおすすめします。

メモリ: 16GB以上

メモリは多いほど処理のスピードが上がるので、3Dを線画化する時の速さに大きく関わってきます。処理中は10GBをこえる事が多いので16GB以上が最低ライン。32GB以上だとなお良いですよ。

クリエイター向けBTOパソコンを使おう

以上のスペックを兼ね備えたディスクトップPCは一般向けには無いので、必然的にクリエイター向けにカスタマイズされたBTOパソコンを買う事になります。私も現在ドスパラのBTOパソコンを使用していますが、32ページの漫画原稿に3D素材をゴリゴリ貼り付けてもスルスル動いてくれていますよ。

締め切り前で切羽詰まっている時はかなり助けられました。プロはもちろん同人活動されている方や、初心者で思い通りのポーズや背景が描けず悩んでいる方。是非こちらのスペックを参考にして、3D素材を活用してみてください。

CLIP STUDIO PAINT 3D素材におすすめのBTOパソコン

では具体的にどんなパソコンがおすすめなのかをご紹介します。

ドスパラ「GALLERIA RM7C-R46-C」

CPU Core i7-14700F(20コア/最大5.40GHz)
メモリ 16GB(PC4-25600/デュアルチャネル)
グラフィック GeForce RTX4060(8GB)
ストレージ 1TB NVMe SSD
GALLERIA RM7C-R46-Cの価格を見る

ドスパラで人気のお絵かき用パソコンです。CPUとグラフィックボードは問題ありません。でもストレージがちょっと足りません。できれば1TB HDDを追加してから購入しましょう。

GALLERIA XA7C-R47-C

CPU Core i7-14700F(20コア/最大5.40GHz)
メモリ 32GB(PC4-25600/デュアルチャネル)
グラフィック GeForce RTX4070(12GB)
ストレージ 1TB NVMe SSD
GALLERIA XA7C-R47-Cの価格を見る

CPUとグラフィックボードが強化されたデスクトップです。CPUのコア数が多ければ同時作業に強くなります。ストレージはSSDが必須です。SSDがあればCLIP STUDIO PAINTの起動速度や3D素材の読み込み速度が大幅に高速になります。

このBTOパソコンはイラスト向けであると同時に3D用でもあります。だからまさに3Dも扱うCLIP STUDIO PAINTにぴったりです。コスパ抜群ですし非常におすすめです。

mouse「DAIV FX-I9G90」

CPU Core i9-14900KF(24コア/最大6.00GHz)
メモリ 64GB(PC5-35200/デュアルチャネル)
グラフィック GeForce RTX4090(24GB)
ストレージ 2TB NVMe SSD

DAIV FX-I9G90の価格を見る

完全なるプロ向けなハイスペックBTOパソコンです。CPU、メモリ、グラフィックボードとすべてがハイスペックに揃っています。キャンバスサイズの大きいファイルを扱ってもサクサクですし、3Dにも圧倒的に強いです。

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