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漫画やイラスト用にぴったり!おすすめのシャーペンと選び方

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今持っているシャーペンに満足していますか?画材を変えるだけで作業がグッと捗るようになることも多いです。漫画やイラストでプロを目指したい方のために、意外な選び方とおすすめのシャーペンをご紹介します。

シャーペンの大切な選び方

長時間手に持つものだからこそシャーペン選びにはこだわりたいですよね。プロを目指すならとくに意識した方が良い意外なポイントです。

重さは軽めが良い

漫画やイラスト向けに高価な製図用シャーペンをすすめているサイトは多いですが、プロを目指すならあまりおすすめとは言えません。

製図用の高価なシャーペンは、ほどよく重く設計されているものが多いです。製図はペンを垂直に立てて使うので、ある程度重さがあった方が安定するからです。ところが漫画やイラストは垂直に立てて使うわけではありませんし、製図ほどの正確さも求められていません。漫画やイラストでプロを目指すなら正確さよりもスピードが重要です。

そのために長い線を勢いよく何本も引いたり、細いろことは短いストロークでたくさん手を動かすので、重いと腱鞘炎の大きな原因になってしまいます。プロを目指すならなるべく軽いものがおすすめです。

持ち手の太さや形は自分にあったものを

持ち手が太いもの、細いもの、ラバー製のものやプラスチック製のもの、本当にさまざまです。何が合うかは人それぞれ。プロを目指すなら他の人の意見は聞かずに選びましょう。持ち手を選ぶときに大事なことは、固定概念に縛られないことです。

極端に細い方が視界の邪魔にならなくて描きやすいと言う人もいます。太い方が手の負担が減って疲れにくいと言う人もいます。たくさん書いているとペンダコが出来てきて、ペンダコにしっくりフィットするものでないと描き辛くもなります。

おすすめを調べたり通販で口コミの評価を参考に買うのではなく、店頭で実物を触って自分にピッタリの一本を探しましょう。プロの作家さんはお気に入りの一本がある人が多いです。相棒と呼べるような自分だけの一本が見つかると良いですね。

悩み解決!漫画やお絵描きにおすすめのシャーペン

よくあるシャーペンに関する悩みを解決するシャーペンを3つ選びました。今使っているシャーペンに不満がある方、参考にしてみてください。

0.3ミリが折れやすくて悩んでいるなら「三菱鉛筆 クルトガ」

三菱鉛筆 クルトガ

細かなイラストを描くために0.3ミリの芯を使っている人も多いですが、細い芯は折れやすいのが難点ですよね。とくに筆圧が強いと勢いがついてノッてくるほど頻繁に折れてしまい、勢いが止まってストレスになりがちです。

そんな人に人気なのがこの三菱鉛筆のクルトガです。使用する芯は0.5なのに、芯がクルクルと回ってつねに尖った部分で描けるため、細い芯と同じように細かく描けるのでプロにも喜ばれています。

鉛筆の書き味が好きなら「コクヨ 鉛筆シャープ」

コクヨ 鉛筆シャープ

鉛筆って強弱がついて線に表情がつくので描いていて気持ちがいいんですよね。でも1本1本の値段と消費の速さを考えると、鉛筆はコスパが悪いので漫画などイラストを量産したいときは厳しいです。

コクヨの鉛筆シャープなら、芯が0.7~1.3と太めの芯なので鉛筆に近い書き味です。太めの芯が使えるシャーペンは重さのあるものが多いですが、こちらは非常に軽くつくりもシンプルで、形も鉛筆のように六角形になっているので持ちやすいのも魅力ですよ。

水色芯を折れずに描きたいなら「ゼブラ デルガード」

ゼブラ デルガード

下描きやアタリで水色芯を使っている人は多いです。印刷に出ない色なので消しゴムかけが不要になりますし、アタリを水色芯で描けばその上からイラストを描いても線がゴチャつかずにすみます。

「ゼブラ デルガード」なら、折れやすい水色芯もしっかり守ってくれて、普通のシャーペンよりも気持ちよく描く事ができますよ。水色芯だけでなく、0.3ミリの芯も折れにくくなるのでおすすめですよ。

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