動物・植物の描き方

ホーム / 初心者向けイラスト制作講座 / 動物・植物の描き方 / 短時間でデフォルメも!イノシシの簡単な描き方

短時間でデフォルメも!イノシシの簡単な描き方

投稿日: 更新日:

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

「イノシシは描き慣れてなくて難しい…。」「描いても描いてもブタみたいになっちゃう!」そんな人も多いのではないでしょうか。今日は超短い時間でイノシシが簡単に描ける魔法のような方法をご紹介。年賀状が元旦に届くギリギリが28日。まだ終わってなくて焦っている人も、これで間に合うかも?

カマボコ型がイノシシの基本!

これをおさえるだけで俄然イノシシらしくなるという形、それが“カマボコ型”です。

“カマボコ型”に目鼻耳を書き加えるだけでデフォルメのきいたイノシシに。縦長の“カマボコ型”の下にやや長めの鼻を描き足して、大きな“カマボコ型”の体を付け加えればリアル寄りのかっこいいイノシシにもなります。

デフォルメの場合は縞模様を描くと可愛いウリボーになりますよ。“カマボコ型”なら足を描かなくてもちゃんとイノシシらしくなります。

同じように描いても、楕円で描いてしまうとそれだけでブタになってしまうので不思議です。

イノシシがブタになってしまう時に注意すべきポイント8つ

写真で見てもイノシシとブタはよく似ています。ひとつひとつのパーツがとても似ているので、ブタと描きわけるためにイノシシの特徴をデフォルメで強調して描く必要があります。

そこで、これを押さえておけばイノシシらしくなるポイント8つをご紹介。全て取り入れなくても、1、2つ取り入れるだけでかなりイノシシらしくなりますよ。取り入れた時にイノシシらしさが増す順にご紹介します。

1、イノシシ度95%……体や顔をカマボコ型にする
2、イノシシ度80%……体の上の方をふくらませる
3、イノシシ度75%……鼻をやや長く描く
4、イノシシ度75%……キバを描く
5、イノシシ度65%……頭の上から背中をフサフサにする
6、イノシシ度60%……足をやや長くする
7、イノシシ度55%……耳をやや細長くする
8、イノシシ度50%……しっぽは太めに描く

最初にもご紹介した通り“カマボコ型”はそれだけでイノシシらしさが出る魔法の形なのでおすすめです。それでもイノシシらしくならないときに、他の特徴を様子を見ながらひとつひとつ追加していくと良いでしょう。自分の描きたいイラストにあった、好きな特徴を追加してみてくださいね。

“カマボコ型”からふんわり水彩イノシシ

年賀状でよく見る、ふんわりとした水彩のイノシシの描き方です。

まず“カマボコ型”を描きます。上から顔や手足、尻尾といったパーツを描き足します。

パーツの境界線をぼかして輪郭を“カマボコ型”に馴染ませましょう。耳をぼかしすぎて消えてしまわないように注意。

仕上げに“カマボコ型”の背中にあたる部分をぼかしてフサフサ感を出します。目鼻、キバをペンのホワイトで描き込めば完成!

超カンタンなウリボーの描き方

“カマボコ型”にちょこっと描き足すだけであっという間に可愛いウリボーになります。

まず下の方がちょっと出っ張ったカマボコ型を描きます。そのすぐ横に目を描き、他のパーツも描きたします。最後に「可愛くなれー」と念じながら縞模様を描けば、ウリボーの完成!

もっとカンタンなウリボー正面顔の描き方

文のアクセントに最適な、ウリボーの正面顔を描く方法です。

こちらは“カマボコ型”は使わず楕円を使います。楕円を書いたら中央にブタ鼻の黒い版を書きます。黒い楕円にホワイトで2つ丸を書けばOK。

鼻の横に目、頭に半月型の耳を描きます。最後に縞模様を描き足せば完成です。

おまけ♪イノシシの正面顔ってどう描くの?

イノシシの横顔は描きやすいけれど、正面顔になると途端に難しくなりますよね。でも大丈夫。“カマボコ型”を駆使すれば正面顔だってカンタンに描けちゃいますよ。

まず縦長のカマボコ型を描きます。描けたら下の真ん中あたりをちょっと消して、逆さまのプリンのような形に出っ張らせます。プリンのカラメル部分に穴を描き込んで鼻にします。

デフォルメの可愛いウリボーとは違い目はやや上の方に描きます。釣り上がっているとさらに雰囲気が出ます。耳も描きたしましょう。

最後に頭にフサフサを描き込んでキバを描けば完成です。キバは目立たないイノシシも居るので描くのが難しく感じるなら描かなくてもOKです。

まとめ

いかがでしたか?どの描き方も短時間で描けるので、手描きにこだわりたい時やちょっとしたアクセントを加えたい時にもおすすめです。年賀状って25日に出せたら理想的だけど、ついつい過ぎちゃうんですよね。ラストチャンスまであと少し。諦めないで頑張りましょう!

おすすめの記事