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トーン用カッターの選び方!普通のカッターもおすすめの理由

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漫画を描くために揃える道具で、よく「トーン用にデザインカッターを用意しよう!」という事を耳にしますが、実は普通のカッターを使っているプロもたくさんいるんです。トーンを切るときのカッターの選び方をプロ目線でご紹介!

プロが普通のカッターをメインで使う理由は?

デザインカッターではなく普通のカッターをメインで使うプロは、なぜ普通のカッターを使うのでしょうか。まずはその理由をご紹介します。

削りのたびに持ち替える必要が無い

普通のカッターをメインで使う大きな理由は「削りを入れるたびに持ち替えなくて良いから」これがまず一番です。

デザインカッターが推奨される理由は小回りが利いて細かい部分も切りやすいからで、普通のカッターでも細かい部分が切れる人であればデザインカッターを無理に持つ必要がありません。

むしろ普通のカッターの方が削りのたびに持ち替える必要が無いため、締め切り間際の一分一秒を争う修羅場の中で非常に効率よく作業が出来ます。

細かい部分は大きく貼って削った方が速い

髪の毛などの細かい部分や遠くに居るキャラに貼る小さなトーンなど、いちいちカッターで切り出そうとしていませんか?

実はそういった細かい部分はトーンを大き目に貼ってはみ出した部分を削った方が、スピードも速いうえに仕上がりも綺麗になるんです。

大き目に貼っているので毛先のような細いトーンが剥がれて捲れたり小さなトーンが行方不明になる事もありません。補強用のテープを貼る必要も無くなるので、素早く削りを出来る人は断然この方法がおすすめです。

刃の交換もパキッと割るだけで楽々

切れ味が悪くなるとトーンを切っている最中に切れそこなったトーンが刃にくっついて丸まってしまう事が多々あります。刃は常に切れやすい状態にする必要があります。

デザイントーンは刃を替えるのにいちいち口を緩めて刃を外して新しいのを差し込んで…と手間がかかりますが、普通のカッターはパキッと割るだけ。この手軽さはスピード重視の現場でとても助けになるんです。

自分にあったトーン用カッターの選び方

デザインカッターと普通のカッター、それぞれにメリットデメリットがあります。自分にあったトーン用カッターを選びましょう。

丁寧にカットしたいならデザインカッター

デザインカッターは小回りがきくので丁寧にカットしたい人に向いています。ペンのような細さなので手元も見えやすく、複雑な形をじっくり丁寧にカットする事ができます。

また不器用さんでも扱いやすいです。とても滑らかに、まるで線を引くようにカットが出来ます。とっても切りやすいので初心者さんにもおすすめですよ。

切れ味も普通のカッターより数段良いです。細かなトーンもしっかり切れますし、サクッサクッとした切り心地も気持ちが良いです。

注意点として、デザインカッターは削りには向きません。普通のカッターに持ち替えるのが面倒だからって、デザインカッターで無理矢理削ろうとすると切れ味抜群の刃先でトーンに穴を開けてしまう事もあります。広い箇所の削りはとくに、普通のカッターに持ち替えるようにしましょう。

スピードを出したいなら普通のカッター

普通のカッターでも複雑な形を問題なくカットできて、削り作業にある程度慣れている人は、普通のカッターの方がスピードが出せるのでおすすめです。

平ぺったい形で小回りがきかせ辛いですが、その平べったい持ち手をパタン、パタンといろんな方向に倒しながらカットしたり、切りたい方向に紙を回転させながらカットすれば、素早く綺麗に切る事が出来ます。

右手に普通のカッター左手に練り消しを持ち、細かいところは大き目にカットしてはみ出した部分を素早く削り、練り消しで削りカスを取る。このやり方でかなりのスピードを出しつつ綺麗にトーンを貼る事が出来ます。

注意して欲しいのが、細かいところや複雑な形のカットなど全てを普通のカッターでこなせるようになるにはある程度慣れが必要です。削りを素早くできる事も必須条件になるので、慣れていない人は練習が必要でしょう。ですが慣れればデザインカッターの比じゃないほどスピードが出せますよ。

まとめ

トーンを貼るならデザインカッター一択!と思われがちですが、普通のカッターも意外と大活躍するんです。固定概念に捕らわれず、自分にピッタリの道具を見つけてくださいね。

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