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『kindleインディーズマンガ』と『KDP』どう違う?おすすめの使い分け

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2018年7月にAmazonジャパンが新しくスタートさせた個人出版プログラム『kindleインディーズマンガ』。元からあるKDP(Kindle Direct Publishing)とどう違うのでしょうか?どのように使い分けるべき?比較してみましょう。

販売数に応じて報酬を受け取れる『KDP』

AmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)は自分で書籍を自由に出版できるプログラムです。99円~価格を自由に設定できて、販売数に応じて売り上げの35%~70%を受け取れます。

「他のサイトで売らない」「価格は250~1,250円の範囲内」という条件を満たせば、税抜き後の小売価格に対する70%を受け取れます。

上位10~20人が10万円を受け取れる『kindleインディーズマンガ』

kindleで無料公開する事を前提にされた『kindleインディーズマンガ』は、ダウンロード数上位10~20人に報酬として10万円が支払われるシステムです。

今後報酬額のアップや受け取れる人数が増える可能性もあるそうです。上位に入らなかった人はどれだけダウンロードされても報酬は0円ですが、知名度の高いkindle内で他の有名作品と並んで作品を公開できるのは嬉しいですね。

報酬を考えるなら『KDP』

こうして比較するとKDPの方が報酬を受け取れる可能性が高いと言えます。報酬額も『kindleインディーズマンガ』の方はどんなにダウンロード数があっても0円、上位に食い込めても10万円しか受け取れませんから、これならどこかの新人賞に応募した方が可能性がありそうです。

KDPの場合、例えば単行本と同程度のページ数を税抜き400円で販売すれば、10冊売れれば2,800円、100冊売れれば28,000円受け取れます。SNSで宣伝しながら上手にやればちょっとしたお小遣い稼ぎになりそうです。

中には1000万以上稼ぎだした作家さんもいるので、KDPはやりようによっては十分な収入源にもなり得るでしょう。

気軽に公開するなら『kindleインディーズマンガ』

『kindleインディーズマンガ』は無料なぶん気軽に作品を公開できますし、読んでもらえる可能性も高くなります。

どんなジャンルでも1ページからでもアップできるので、pixivのように趣味で描いたちょっとした漫画を公開しているだけで運が良ければ報酬がもらえると考えると魅力的ですね。

漫画以外の書籍も販売されているKDPと違い『kindleインディーズマンガ』は漫画専門で、シリーズ別にエピソードを追加していける形になっていますから、連載漫画のような形がとれるのも嬉しいです。

『kindleインディーズマンガ』はKDPと同じアカウントで利用できるので、目的によって使い分けましょう。

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