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紙に書いて自動でデータに!「Neo smartpen N2」「Wacom Bamboo Slate」を比較

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「Neo smartpen N2」と「Wacom Bamboo Slate」は、ノートに描いたものがそのままデータ化されてスマホのアプリで管理できるボールペン。このデジタル文具に近年注目が集まっています。

似たような機能を持つこの2つですが、それぞれ使い方や個性が全く違うんですよ。それぞれの特徴を比較してみましょう。

好きな紙に描ける!お気に入りのノートが使える!「Wacom Bamboo Slate」

専用のパッドに好きな用紙をはさむタイプの「Wacom Bamboo Slate」。好きな紙が使えるので、ノートはもちろん画用紙やチラシなどの特殊な紙も使えます。ファミリーレストランで待ち時間にペーパーナプキンにラクガキをする人って意外と絵描きさんには多いですよね。捨てるしかなかったそんならくがきも、デジタル化してかさばらずに保存できるのは少し嬉しいですね。

使い方は簡単で、好きな紙をパッドに挟み専用ペンで描き、完成したらパッドのボタンを押すだけ。これだけで描いたものがデータ化されちゃうんです。データは専用アプリで管理でき、修正も可能です。

さらに嬉しいのは、描いた順番も記憶していて巻き戻りも可能なところ。ペンでぐりぐり描き進めていくうちにどんどん変になってしまった…なんてときも、アプリで巻き戻れます。メモを思いつくまま紙のあちこちにとる人も、この機能があればどの順番にメモ書きしたかがわかるので見返すときに便利ですよ。

ペンの替え芯は専用のものが必要で、3本で1,080円(税込)とやや割高ですが、好きな紙を使えるコスパの良さがあるのでそこまで気にならないですね。

スイッチ無し!好きな替え芯を使える!「Neo smartpen N2」

スイッチのオンオフやボタンを押すなどのアクションが一切不要!専用のノートとペンを持ち歩くだけで良く、アナログでノートをとる感覚にもっとも近いのがこの「Neo smartpen N2」です。

ノートにペンを走らせた瞬間から描いたものをペンがリアルタイムに記憶していってくれます。さらに嬉しい機能が録音機能。アプリと併用すればメモをとりながらその場の会話を録音でき、デジタル化されたときにメモの文字をタップするとそれを描いているときの音声から再生してくれます。つまり何が可能かというと、打ち合わせや、持ち込みのときのアドバイスのメモをその時の会話つきで読み返せるんです。

ノートの種類も豊富で、普通のノートだけでなく人気のモレスキンとのコラボノートや、スケジュールを書き込める手帳タイプのものまであります。文字を認識して自動でテキスト化してくれるうえ、テキストの検索機能まであるので、手帳に書いた過去の予定を検索して探す事も可能。

専用ノートは1冊500~600円と割高ですが、替え芯は多機能ボールペンでよく使われている4C規格であれば市販のボールペンのどの芯でも良いので、インクの消耗の早い絵描きにとってはコスパが良くなり嬉しい点です。なめらかな書き味でインク詰まりも無いことで人気のジェットストリームの芯が使えるのもポイント高いですね。

まとめ

好きな紙を使える「Wacom Bamboo Slate」。好きな替え芯を使える「Neo smartpen N2」。絵描きとしては、紙とペンどちらにこだわりたいかで選ぶのもアリなのではないでしょうか。

デジタルとアナログの良いとこどりなこのデジタル文具で、たくさんアイデアを管理しちゃいましょう。

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