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紙に描くような感覚で描ける液タブ「Cintiq Pro 16」

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常に最新の製品を発売し続けるWacomからまた新たに液タブのCintiqから新しい製品「Wacom Cintiq Pro 16」が登場しました。この液タブに採用されているペンは4K対応かつ通常のペンの4倍という筆圧検知を誇るペンになっています。

コンセプトが「紙に描くような感覚」とのこと。ディスプレイの解像度も4K解像度でAdobe RGBカバー率94%の超高精細ディスプレイになっていてまさにコンセプト通りの液タブになっています。

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Cintiq Pro 16のメリット・デメリット

何と言っても特徴的なのは前面に物理ボタンが無いことですね。Wacomの液タブと言えば片側に物理ボタンがついていることが多かったので新鮮ですね。上部と下部で厚さが違うので、平面に置くと若干角度がつきます。

側面にはこれまた珍しくSDカードスロットやマイクとスピーカーのコンボジャックが搭載。これだけで自力稼働はしないのにコンボジャックが付いてるのは珍しいですよね。

またスタンドがなくても角度をつけることが可能になっています。「おすすめの液晶タブレット(液タブ)と特徴、選び方」の記事でも紹介したCintiq13HDのように付属品として別でスタンドが付いているのではなく、CintiqPro16自体にスタンドが付いているタイプです。ただこれだと角度の調節は出来ません。この辺が少しデメリットですね。素の状態で置いていても少し角度が付いているので水平に置いて作業がしたい、という方にも少し使いにくいかもしれません。

Cintiq Pro 16をおすすめする理由

Cintiq Pro 16最大のメリットが「ペンの遅延がほとんどない」ことです。今までの液タブって描いていると少しペンが遅れるんですよね。そのせいでイメージと少し違うものが出来たりなんてことも。ですが遅延しないペンですとまさに「紙に描いているみたいに」描くことが出来ます。

また、物理ボタンがなくなった代わりに指の動きでキャンバスの移動や拡大縮小といった動作が可能になっているので、より直感的に操作が可能になっています。慣れれば紙で描いている以上の描き心地になりそうですね。

お値段は18万円からになっていますが、性能面や使いやすさの面から見てもかなりお買い得ではないでしょうか。私は買おうと思っています。

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