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印刷所の紙の種類について(同人誌の印刷)

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同人誌などを作ろうとすると、手作りで作るコピー本のほかに印刷所に頼んで本を刷ってもらうオフセット印刷などがあります。このオフセット印刷やオンデマンド印刷で同人誌を刷ろうとすると、必ず紙の種類を選ぶことになります。

紙の種類が結構豊富で、どれを選べばいいのかわからなくなることがあります。よくわからないから適当に選んでしまうと、自分が思っていたより印刷の仕上がりが悪いなんてことにもなりかねません。そこで今回は印刷紙の種類について軽く解説を行います。個人的に使ってみて良かったものの感想も混ぜているので選ぶ際の参考にしてみてください。

厚みの単位がkg表記なのはなぜ?

まず最初に、オフセット印刷などを行ってくれる印刷所のホームページなどを見ていると用紙の厚みがkg表記になっているところが多いです。マット紙110kgとかそんな感じで書かれています。厚みがなんで重さの単位のkg表記なのか知っていますか?

実はこのkgは用紙を1000枚積み重ねた時の重さを指します。つまり、重さが増えるほど用紙の厚さも厚くなっているということになります。用紙の種類によって若干差が出てしまうので全てが当てはまるわけではないのですが、一応目安になります。

印刷紙といってもかなり多種多様ありますが、印刷所によって取り扱ってくれる紙の種類が変わってきます。

最も一般的な「上質紙」

まず、どこの印刷所でも大抵置いてある「上質紙」から。一言で言うと上質紙の上質とは名ばかりで、コピー用紙とほぼ同等の再生紙です。原価が比較的安く光沢が抑えられているのが特徴でしょうか。

本文の用紙として使ってる印刷所がかなり多いので、一番良く見る紙だと思います。遠目で見ると若干黄色みを帯びているのが特徴。選ぶなら、重い上質紙を選ぶ方がインクの乗りが良くなってイラストの再現性が高くなります。

上質紙は若干黄色いので、どうしても白く見える紙を使いたいのなら、黄色よりもあまり気にならない青味の「コート紙」もしくは綺麗な白の「ハイマッキンレーアート紙」などの選択もあります。

表紙におすすめな「アートポスト紙」「マットコート紙」

次に表紙などによく利用されているアートポスト紙というものを紹介します。光沢があって印刷も比較的綺麗に仕上がるので、よくこれを利用しています。特にPP加工を加えるともっと綺麗に見えるのも高ポイントです。マット加工をしないのであれば、このアートポスト紙一択かなと個人的に思っています。

表紙系だと他に本文と同じく上質紙やマットコート紙、ケント紙などがあります。表紙の彩度を抑えたいのであればマットコート紙、白く見せたいのであればホワイトミラー上質紙や、ケント紙、ホワイトアートポスト紙などがあります。

他にも変わった紙だと和紙やその印刷所独自の紙などがありますが、基本的には本文は上質紙(kg重め)、カラー表紙にするならアートポスト紙かマットコート紙がおすすめです。

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