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色を正しく見るためにちょっとした工夫をしてみる

イラストにおいて、人に与える印象が変わってくる色選びは非常に重要です。そんな色選びですが、選ぶ際の環境の整え方やカラーマネージメントはとても重要になります。ですが、それ以外でも周囲の状況に惑わされずに色を選ぶためにできる限りのことをやっておきましょう。

たとえばパソコンの壁紙、カラフルにしている方も多いのではないでしょうか。一見すると華やかで楽しそうな壁紙も、色選びの際に的確に出来なくなってしまう要因の一つになってしまいます。そのためデスクトップの色は無彩色の無地がおすすめです。ただ、黒や白などのコントラストが強いものは、視神経にも影響が出てしまうので長時間作業することを考えるとグレー系が良いです。

カラーチップを正確に見る

色見本帳などの色も、周囲にある色によって正しい色の判断がつきにくい場合があります。脳と言うのはいい加減なので、ちょっと周りの色が違うだけでだまされてしまいます。錯視画像を見たことがある方ならすぐにわかるでしょう。


この画像は有名ですね。AとBは同じ色なんです。ぱっと見るだけだとBの方が薄いグレイに見えますよね。


色見本でもこんなことが起きないようにするために、その色チップ以外の部分をマスクするような道具を一つ作っておくとかなり便利です。工作紙程度の厚紙で、片面を白、もう片面を黒に塗った物を用意します。

その中をチップの大きさより少し小さくくりぬくと、チップを当てた時にその色がよく見えるようになります。ちなみに四角の中に細い線を残しておくと、その色に黒や白の文字が乗せられるのか判断が出来るので便利です。

ちなみに、「イラストを描く上で重要!おすすめの液晶モニターと選び方」の記事でも書いたように、ディスプレイ上で表示される色はディスプレイによって変わってくるので自分が見ている色が他人が見えるとは限らないので注意しましょう。

ディスプレイについてですが、一般的には「高価なものほど良い」「イラストを描くなら良い物を使え」と言われています。ですが、上達の早さには影響はあまりないと私は考えていますし、最近のディスプレイだとほとんどの機種が昔に比べて普通に表示されるようになっています。

もし安くて性能の低いディスプレイで色の偏りが気になるなら、自分で作った画像をスマホなどに表示させて違和感がないかなど確認しておきましょう。色と明るさに違和感がないことと、黒ぎりぎりの暗い部分や白ぎりぎりの明るい部分が意図したとおりに見えているなら問題ありません。

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